2023年、新大阪から京都への新幹線上で、仙台の修学旅行生たちが他人のマナー違反にユーモアで対処した事件が起こりました。中年男性が大声で電話し缶ビールを飲んでいたところ、仙台の男子生徒が完璧な関西弁で「食べカスが床に落ちてる」と指摘しました。そのユーモアが車内の緊張を和らげ、彼の言葉で乗客たちの笑いを誘い、男性は素直にカスを拾いました。
別の事例では、大声で電話する男性に対し乗客が口論となり、男性が暴力団を名乗るも乗客と乗務員が協力し対処しました。
生徒のユーモラスな対応は、「マナー違反への注意が必ずしも攻撃的である必要はない」ことを示します。彼の一言は、笑いを通じて善意の空気を作り上げ、結果的に問題は円滑に解決されました。元々車内のマナーは個々の配慮が求められますが、しばしばその欠如から摩擦が生じます。また、類似の事件では、毅然とした対応が何よりも重要であると示されました。社会全体がこうした問題を減らすためにできることは、まずは基本的なマナー教育を強化することです。そして公共の場でのトラブルシューティングに関する周知を広め、それに関わる教育を改善することが必要です。我々の社会の育み方には、思いやりと基本的な倫理を持つことが何より大切だということを今回の案件は示しています。
この価値を土台にした社会は、誰にとってもより住みやすい場所になり得ます。
ネットからのコメント
1、関西出身だからみんなそれが出来るわけじゃないとは言われますが、ツボを押さえて軽やかな笑いに変えられる関西弁、特に大阪弁のトラブル時の威力は抜群だなぁと思います。相手の面子を潰さず悪かったなと思わせるのは標準語ではなかなか難しいと思います。関東生まれの関東育ちなので、自分も周囲も何かしら注意しようとするとどうしてもまわりくどい言い方になったり、逆にきつい言い方になったりして、相手の懐に入れず逆ギレされたりしがちです。
2、昔はこの修学旅行の生徒さんが放ったような表現で人を諭すのが、そこらで見られたんだよね。自分が子供の頃は知らない大人からもよく𠮟られた。頭ごなしに怒鳴る人もいたけど、多くはユーモアとウィットに富んだ言葉で、言われた側も不快にならない、逆ギレしようがないように諭してくれた。自分は関西だけど、そもそも人に注意をするということをしなくなったのは、コミュニケーション能力がみんな昔と比べて退化してきているからかもしれない。
3、素人と言えども、反社会勢力、暴力団、ヤクザ、類似団体等を標榜する名を発言した場合は、それだけで脅迫罪になります音声入り動画撮影が一番の証拠になりますが、3人以上の赤の他人同士が証人になれば、立派な証拠になります本物の反社ならば一発逮捕なのは、言うまでもありません
4、関西弁って笑いがとれる話し方だから好きなんだよねテレビで漫才観てるようで楽しく感じる軟らかく言うから刺が無いんだよねとても親切な学生さんじゃないか気を遣ってくれてありがとうと言いたいよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c53cfc3276165fcf4a86742c56a42aa92d5b7a69,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]