事件概要
トヨタ自動車は2025年8月7日に、2026年3月期の連結業績予想を下方修正し、純利益を2兆6600億円に、営業利益を3兆2千億円に引き下げたと発表した。これには、トランプ米政権による関税の影響が1兆4千億円に達すると見込まれることが主な要因とされている。
一方、2025年4~6月期の連結決算は、売上高が12兆2533億円と過去最高となり、ハイブリッド車(HV)の好調な販売が影響したが、営業利益は前年同期比で10.9%減少し、純利益は36.9%の減少となった。
コメント
トヨタ自動車の業績修正は、企業の利益に直接影響を与える関税の無策を示しています。アメリカ政府が課す関税は、企業の経営戦略や国際競争力に深刻な影響を及ぼしており、これに対する明確な対策が見当たらないことは、非常に遺憾です。こうした問題を解決するためには、まず政府間の協議を通じて関税政策の見直しが必要です。また、企業側も多国籍戦略を再構築し、依存度を低くするべきです。さらに、予見可能なリスクに備えるため、長期的な計画の中でより強固なリスクマネジメント体制を整えることが求められます。
今後、このような経済的圧力を乗り越えるためには、企業と政府が一体となってより戦略的に行動することが不可欠です。
ネットからのコメント
1、トヨタの純利益減少1.4兆円に対し、日本での法人実効税率30%と仮定すると、4200億円の税収減になりますね。関税交渉する前の25%のままだったら、更に3000億円くらい税収減だったわけです。トヨタは対米輸出の約3割を占めてます。…って数字を並べると、80兆円はボッタクられ過ぎじゃないですかね。それと、ガソリン暫定税を廃止すると6000億円財源不足って宮沢さんあたりが言ってるらしいけど、日本国内にも数十兆円投資してくれたら余裕で埋まると思いますが。
2、トヨタの車、現状は発注しても半年以上も待たされる状況です。日本のトヨタファンは怒っています。関税を高くして自国民にトヨタ車を買わせたくないアメリカには(損してまでして)売らないで、まずは日本国内の需要を満たしては如何でしょうか。余裕があれば適切な価格でヨーロッパにでも売ればよいでしょう
3、売り上げが伸びて利益減という原因は、トランプ関税の影響でしょうか。
しっかりと関税を米国民に支払わせることが必要です。利益を削って関税を負担することは、トヨタのみならず日本の為になりません。関税政策は誤りだということを米国民に理解して貰うことが最重要事項です。
4、アメリカに80兆円投資(融資)しないで国内の企業に補助金や投資として使ったらどえらい経済効果になると思うけどどうかな?関税についてはいったん白紙にして、交渉は3年半後の新しい大統領とすればよいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2c09f4976b4f5638090634444d4d0c0324403485,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]