田嶋陽子氏(84)が、読売テレビの「そこまで言って委員会NP」に出演し、日本の「失われた30年」の原因について自身の見解を述べた。この番組は戦後80年を特集し、識者たちが日本の経済停滞について議論を行った。軍事ジャーナリストの井上和彦氏は武器輸出の欠如を問題視したが、田嶋氏は男女の役割分担を主要な原因とし、「女性の不払い労働がGDPの4分の1に相当する110兆円に達する」と主張した。
ジャーナリストの田原総一朗氏はこれに強く反論し、議論が紛糾する中で女性活躍推進法の施行についても触れられたが、田嶋氏は法律の変化が不十分と応じ、意識の問題よりも法改正の必要性を唱え続けた。
田嶋陽子氏による、「失われた30年」を性差別に結びつけた意見は、現実を鋭くえぐるものである。まず、女性が家事や育児、介護を無報酬で請け負い続けてきたことは、日本の経済停滞の重要な要因の一つであると主張し、110兆円という驚くべき数値を示した。この現状が制度上の欠陥を浮き彫りにし、長年にわたる不平等な性別役割が続いている背景には、法律の不備や政策の不徹底がある。解決策としては、まず、雇用政策や育児休業制度を見直し、公平な労働環境を法的に整えることが重要だ。また、ジェンダー平等に関する教育を充実させ、意識の改革を社会全体で推進すること。
そして、女性が企業の意思決定層に参画できるよう、クオータ制の導入を検討することが求められる。これにより、日本の社会は真の意味で進歩し、性別によらない公平な労働環境が築かれることを期待したい。結局、経済停滞の原因は不払い労働の膨大な影響であり、これを解消することが日本の復活への鍵となる。
ネットからのコメント
1、田嶋さんは持論が強すぎて聞く耳や世の中の変化についていけてないように見えました。確かに主婦のタダ働き感は未だにあるが、共働きや女性の社会への進出は増えている。文句を言われるかもだが、それにより晩婚化、少子化が進んでいるのも否めない気はする。話は広義になるが、パートナーの稼ぎがよければ、働くことに重きをおかず出産や育児ができる。それでも働きたいなら働かばいいが、残念ながら女性しか子を産むことができない。しかも産める時期は限られている。田嶋さんの持論を擁護すると、こんなことすらも批判され、不可能な行動になってしまう。
2、田嶋は好き勝手言っているだけで何か人のためになることに注力しているようには見えない。政治を変えると言って当選はしたものの思っていたのと違うということで任期途中で職と投票してくれた方々の期待を捨てた。
政治家一期目に思うようなことができないのは良くない頭脳でも分かること。それが見えなかったか堪え性がないのか。所詮人の為の政治を目指したのではなく自己顕示欲の発露に過ぎなかった。今もそう。好き勝手言うことでTVプロデューサーに重宝される番組にのみ呼ばれる。
3、田島氏は、いつも人の話を遮って、自分の意見だけが正しいみたいに言いますが、聞く耳を持たない人の意見を誰が受け入れてくれるって思う。言ってて、自分に酔うのか、自己陶酔とか、見る方、聞く方には響かないし、届く事もない。まあ、いい年になっても、こんなだから、自分の主張は認められないってわからないのでしょうね。
4、田嶋さんには悪いけど、今の若い世代はとっくに相応分担してますよ。。当たり前でしょ共働きなんだし。会社も育児休暇等の福利厚生もだんだんよくなってきています。共働きの場合昔よりずっと世帯年収は多いですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/58578491dc65fde7a8bef3e152d6d4b71bf6d577,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]