民事訴訟が大阪地裁で争われる中、兵庫県の男性が描いた漫画「脳外科医竹田くん」が名誉毀損にあたるかどうかが問題となっています。漫画は、匿名でブログに投稿され、医療事故に関する事実を基にしていると主張。男性の親族が赤穂市民病院で腰椎手術後に後遺障害を負う事件がモデルであるとされ、病院側は医療過誤を認めています。しかし、医師側は漫画の内容が誇張で名誉毀損であるとし、損害賠償を求める訴訟を提起。
SNSでの情報拡散と名誉毀損問題が浮上し、個人の情報発信の責任が問われています。
医療事故による漫画掲載を巡る訴訟は、医療過誤問題の深刻さを顕著に示しました。病院側が認めた医療過誤が連続して発生した現状は非常に異常であり、医療機関に備わっているはずの安全対策が欠如していることが露呈しています。問題の本質は医療体制の透明性と責任感の欠如にあります。医療機関は事故の検証を徹底し再発防止策を講じるべきであり、第3者機関による監督や評価体制の整備が求められます。また、関係者全体の意識改革と教育が不可欠です。道徳的義務を果たすべき医療機関の欠陥が、他の医療機関との差異を明らかにし、国民の安全への信頼を揺るがし続ける限り、その影響は続くでしょう。
ネットからのコメント
1、この発信がなければ闇に葬られていた可能性が高く、公益性は十分にあったと思われます。
今までは行政やマスコミが取り上げなければ無いも同然であったが、SNDで個人もマスコミと同様な力を持つ事が出来るようになったのでしょう。フェイクニュース等の問題はあれども、弱者個人にも同等の発信力を持てるようになった事は良いことだと思います。
2、医療過誤をやった側が自ら認めるとは普通考え難い。病院の調査だって言わば中の人がやるわけだから手ぬるいものになることは明らか。第三者委員会がやるとしてもカルテが不十分であったり改竄、廃棄されていれば有効なものとならない。医療過誤が事実かどうかはともかく、医療事故を起こし続けている医師には問題があるはずだ。医師として何が言いたいのかわからないが、事故は起こったことの受け止めが足りていないのではないか。医療事故を受けた側としてやむを得ない発信だろう。
3、医療従事者です。医師ってほんとに独特な世界観があって診療科を横断しての意見を言う、というのはある種、御法度のような認識があります。院長、副院長クラスであっても本人が内科であれば脳外科の管理体制に意見を言うのは中々難しいところがあります。
もっとも責任を問われるのは当該医師であるのは間違いないが、次に指導医と院長であると私は思う
4、裁判の行方はまだわからないけど、個人的には公益性はあると思うし、真実ならば公にされても仕方ないし、公にするべきだと思う。万が一、一千万が一、裁判に負けたとしても、すでに国民の大半が知ることとなったのだから、作者としては勝利と思って、これからも頑張ってもらいたいし、応援し続けます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd45a34acf3c0bf42428507d402e84710832628,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]