静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)は学歴詐称疑惑を受けて辞任に一度意欲を示したが、続投することを急遽宣言。13日に出席した百条委員会の証人尋問では、一貫して同じ答えを繰り返し、議長らへの卒業証書の「チラ見せ」報道を否定。その後、録音データの公開を準備としていたが、告発の可能性があるため公開を見送った。一連の報道を受け、市民は署名活動を行い、22日時点で5000筆以上が集まっている。
和田アキ子が「こんな小さなことだと思う」と語る中、タレントの勝俣州和は市長が自身の初心を思い出すべきだと主張した。
この事件は、静岡県伊東市長による学歴詐称疑惑が指摘される中での市政の混乱を示しています。現職市長の対応は信頼の欠如を招き、市民との間に深い溝を作り出しています。市民からの5000以上の署名はその不満を物語っており、市長はその声を無視すべきではありません。市長自身と市職員への影響が顕著で、特に市の行動が観光業や市の名誉に悪影響を及ぼしています。
この問題の本質は、政治家の透明性と誠実さの欠如にあります。現職が学歴詐称疑惑を否定する一方で、結局は何も解決しておらず、問題は深刻化する一方です。原因は、市長個人の対応の未熟さとも言えますが、それ以上に監視と制裁が不足している制度の欠陥が広がっています。
解決策としては、第一に市長は辞任し、信頼を取り戻すための再選を行うべきです。第二に、市職員と地域社会に対するコミットメントを再設定し、透明なコミュニケーションを確保することが求められます。第三に、政治システム全体に対して監視と制裁の強化を提案します。これらの改革が行われることで、地元の政治の信頼性は再構築され、市民も安心して未来を描けるようになるでしょう。この負の連鎖を断ち切るためには、市長自身の内省と制度改革が必要不可欠です。
ネットからのコメント
1、経歴詐称は民間では解雇事由にあたる。血税が報酬にあてられる議員に何故それが適用されないかが不思議でならない。公職選挙法違反であれば当選無効とし、就任時からの報酬を全額弁済すべき事件だと思います。百条委員会など素人衆が尋問しても案の定のらりくらりやられるだけで税金と時間の無駄。しかし答弁が完全に有権者を舐めきってて人として信じ難く非常に不快ですね…
2、言うことも次々と変わるし、もはや市民の市長への信頼はゼロに近いでしょう。市職員の仕事も苦情電話等で停滞し、伊東市政は前になかなか進まない。
本当に市(民)のことを考えたら伊東市長のやるべきことは一つしかないしそれ(辞職)は明らか。それでも辞職しないのは伊東市長の目的がけして伊東市政を良くすることではなく、自分自身の利益を極大化することにあることに他ならないでしょう。そのために発言を次々変え、ノラリクラリ追及をかわしながら、市長在職期間を延ばすことで自身の給与や退職金額の上乗せを画策しているようにしか見えません。法律も地方自治体の首長がここまで悪質な首長の存在を想定していなかったから、その首を取ることはあまりにハードルが高い。このような首長が現実に出て来ている以上、地方自治法の改正の議論が必要なのでは。今後、伊東市以外でもこうした首長が出て来てしまう可能性はありますから。
3、意地でも辞めない前提で考えないとね。1年経たないと辞めさせることも出来無い。伊東市の二の舞にならないように他の自治体は規則を変えられるのなら今のうちにやっておかないと明日は我が身だよ。これからこういう事態が頻発すると思う。その最たるものが石破降ろしが出来無い「自民党党則」だからね。
4、「自分は卒業したつもりだったけれど実は卒業していなかった」ということで謝罪すれば良かっただけではないのでしょうか。学歴詐称と誤認(することがあるのかどうかは疑問ですが)ではだいぶ違うと思います。学歴を参考に投票する市民なんてほとんどいないでしょうし。それでも批判が出たなら辞任して出直し選挙をすればこんな大ごとにはならなかったのでは。でももう引っ込みがつかなくなっちゃったかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/69a2d6d199769c88a98c7f9e146a4c9bf621f000,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]