平将明デジタル相が「サンデー・ジャポン」に出演し、完全なキャッシュレス社会の実現に前向きな姿勢を示しました。発言のきっかけは、衆院選同期の杉村太蔵氏からの問いかけで、「現金は諸悪の根源だ」と指摘し、デジタル化の重要性を強調しました。平氏は中央銀行デジタル通貨(CBDC)やステーブルコインを例に挙げ、「マーケット次第でデジタル化が進む」と述べましたが、具体的な期限については明言を避けました。
杉村氏は紙幣の廃止とキャッシュレス化の必要性を強調しましたが、平氏はデジタル化の徹底を訴えました。
現金の全面デジタル化に関する議論は、既存の社会構造や経済システムにおいて多くの問題を浮き彫りにします。現状、現金はアナログの象徴として不透明な流れを生み、犯罪行為や脱税の温床になるリスクがあります。一方で、デジタル化は透明性を高める可能性を持ち、社会的な信頼を構築する手段として期待されます。しかし、すべてをデジタルにすることで新たな問題も発生するでしょう。制度の欠陥としては、デジタルインフラの不備やセキュリティリスク、デジタル通貨の管理と監督が挙げられます。これに対し、以下の解決策が有効です。まず、段階的にキャッシュレス化を推進する際、弱者保護と情報アクセスの格差を是正するための教育制度を構築する必要があります。
次に、デジタル通貨の導入を進める際、国際基準に沿ったセキュリティ体制の強化が求められます。そして最後に、デジタル化の利便性を享受しつつプライバシー保護を両立させる法整備を図る必要があります。これらの施策を通じて、アナログとデジタルの偏重を越えて社会を進化させることが求められます。デジタル化は価値ある未来を築く手段であり、合理性と倫理性を兼ね備えた進化が必要です。
ネットからのコメント
1、外国は偽札や盗難が多いのでキャッシュレスが普及したメリットがデメリットを上回った結果だね。使いすぎ、通信トラブル時には全停止、不正や詐欺、オンラインカジノ等のステルス犯罪増加、取扱店舗のコスト増、種類が多すぎて複雑、等々日本は偽札や盗難が少なく、メリットが少ない。スエーデンや韓国、中国のキャッシュレス先進国の、問題点を伝えず、何でもいいから推進するのは反対。
2、IT系の使えないSEと同じ臭いがするね。聞く相手の事を考えずに自分の世界の話をしてドヤ顔する。受け取れない速球を自慢げに投げてこれ位取れなきゃキャッチボールする資格なし って言う感じ。
政治家やSEなら一般人が理解できる会話をすべきでそれが実力のひとつと思う。
3、政治資金をデジタルのみにすればよい。金の動きを確実に把握することができるので言い逃れはきかない。これはやろうと思えばできるはず。またデジタルは徴税コスト削減にも大きく効果を発揮する。
4、使いすぎるから現金って話を未だに聞きます。実際に、お金を使ってる感覚がないまま使いすぎて沼にハマってる人が出てると聞きます。モラルの低下が著しい日本ですから、思いつきで世の中を変えるのは止めて欲しいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/57efff132a0f0c9e02aa26be4b93fe73b5ef860d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]