2025年7月13日午前3時、埼玉県さいたま市のJR大宮駅近くに約300人の鉄道ファンが集まった。彼らは2010年に引退した中央線の車両201系の移送を撮影するため、深夜の駅周辺に殺到した結果、一部が車道に飛び出すなどし、警察が出動する騒ぎとなった。撮影目的のファンたちは車道へ飛び出す、クラクションを鳴らされても逆切れするなどの迷惑行為を繰り返した。
この問題の背景には、撮り鉄の間で写真を通じた承認欲求が高まり、禁止されている場所への立ち入りやトラブルの増加が挙げられる。著名な撮り鉄は、公共の場で行う趣味において、マナーを守るべきであると強調している。
この問題は、明らかに社会全体への悪影響を及ぼすものである。まず、このように公共の場での迷惑行為が全体として撮り鉄のイメージを悪化させることは否定できない。社会の秩序や公共の安全を軽視する行動は決して容認できない問題だ。承認欲求の高まりにより、個々の行動が他人の利益や安全を脅かす状況は、SNS文化の負の側面を露呈している。これを改善するための具体的な案として、まず、鉄道会社や自治体が協力し、撮影を許可する安全な場所を設けることが必要だ。また、撮影ルールを明確に定め、それに違反した者には厳しい罰則を課すことが考えられる。
さらに、撮り鉄コミュニティ内での自主的な監視体制を強化し、マナー向上のための情報を共有することも有効だろう。このような具体策を通じて、公共の安全を確保し、撮り鉄の人々が趣味をより安心して楽しめる環境を築くことが重要である。公共の場での共有資源を守り、趣味も社会の中で健全に楽しむべきという価値観の対比が、私たちが直面する課題である。
ネットからのコメント
1、撮り鉄に限らず、写真を趣味にする人はファインダーとかモニターの中の被写体にしか興味が無い人が多い。だから、写真の出来の為に集中するから周りが見えない。被写体や撮影に邪魔な事は撮り鉄と同じで排除するのは当然、ってイメージ。撮り鉄ばかり取り沙汰されてるけど、目に余る行為があまりにも目立つだけで、カメラマンは大なり小なり同じだよ
2、この間万博で万引きした人達は撮り鉄仲間で無賃乗車は撮り鉄では当然のことだと豪語してましたね。しかも新幹線でもやっていた。当局はなぜこんなことが可能だったか全貌を公表して頂きたい。多分JRから相当の違約金を科せられると思うが、まあ頑張って人生棒に振って完済して下さい。
撮り鉄と聞けば今後無賃乗車、万引きは必須な人なんだと私は思う事にします。
3、先日も撮り鉄が無賃乗車して万博でミャクミャクを万引きしていたとか、そんなニュースもありませんでしたかね。それもイメージダウンにはなりましたよね。撮り鉄全員がそうでは無いのは分かりますが、マナーを守り社会全体に対して良い印象を与える様な行動をして欲しいとは思います。
4、趣味にのめりこみすぎる人ってまわりの事が見えなくなる。達成感を得るためなら他のことはどうでもよく思えてくるから自身の行動でそれが可能になるなら迷惑だろうが、時には違法行為だろうが実行してしまう。ごく一部ではあるけどそういう極端な人はどの趣味でも存在する。撮り鉄の場合、それが公共の場で発揮されて、しかもその特性上同じ場所・時間に集中して発揮されるからより目立ってしまうってことなんだと思う。ある意味一線を越えてしまった人たち、もはや自重や反省は期待できない領域に踏み込んでしまっているので厳しく取り締まり社会的制裁を加えていくしかないかなと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17caa23af69e48f21c0be563b13f3b6e357639eb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]