中国が2026年1月6日に発表した対日制裁措置により、レアアースなど重要鉱物資源の輸出が制限される可能性が懸念されています。レアアースはハイテク産業に欠かせない資源ですが、精錬技術と商用化の工程が非常に複雑です。2010年にも同様の事態が発生しており、地政学的な緊張が再び高まりつつあります。中国は世界のレアアース精錬の90%以上を占めており、世界的にその供給に依存しています。この状況は、日本にとって経済安全保障上の大きな課題となっており、オーストラリアなどの代替供給国との連携やリサイクル技術の高度化が模索されています。また、韓国も中国への依存度が高く、供給多角化が求められています。
この問題に関しては、現行の国際システムがいかに脆弱であるかが露呈しています。中国の輸出禁止措置は、ただの商業的な問題に留まらず、日本の産業全体にも大きな影響を与える恐れがあります。産業構造の弱点を突かれる形となっており、持続可能な対策が急務です。本質的な問題として、これまでのエネルギー政策や資源管理の甘さが浮き彫りになっています。
まずは、供給源多様化を進めるべきです。オーストラリアやカナダなど新たな供給国との協定を強化し、国内での再生可能資源の研究にも力を入れるべきです。また、消費側での資源効率化を進めることで依存度を下げることも必要です。次に、政府は戦略備蓄を充実させ、緊急時に対応できる体制を整えるべきです。この問題を乗り越えられるか否かは、多くの企業や国が将来の安定性を見定める上での指標となるでしょう。資源の不安定供給が世界経済全体の不安要因にならないよう、早期に実効性のある対策を講じることが求められています。
ネットからのコメント
1、何てことだ。レアアース磁石がなければEVのモーターが作れないではないか。このままでは日本のEV技術は廃れてしまう。しょうがないもうBYDの補助金は廃止しよう。ついでに中国製メガソーラーの補助金も終わりにしよう。今まで散々中国は日本企業に規制を掛け、自国企業を優遇してきた。そろそろ日本も中国を見習い規制を掛けていくべきだろう。
2、よく勘違いしている人が多いのですがレアアースの鉱石を入手すること自体は難しくないんですよね。
また精製する能力も日本にはあります。現在、問題になっているのは環境負荷が高すぎることなんですよね。レアアースを作るにあたって次の様な廃棄物が出ます。放射性残渣、強酸性廃液、有機溶媒汚泥など。(中国政府は環境問題を無視している為、この問題をクリアしています)日本政府はこの点を既に理解しているのですがこれらは一般的に理解されていない様です。なので政府はこの点をもっと発信して議論を動かした方が良いと思います。
3、日本では今年やっとレアアース試掘が始まるとのことだ。だが精錬技術は日本の方が優れているが中国品のシェアが圧倒的な理由は金のかかる環境対策をせずに価格を下げているからだ。日本は技術開発によりコスト面でも頑張って欲しい。
4、南鳥島のレアアースは、天然ガスと比べると、固体で取り扱いも安全のため、はるかに採掘しやすいはずである。6kmという距離だけの問題なので、十分、やりようはあると思う。量産できるようになるまでは、リサイクルでの回収、備蓄に頼るしかない。一刻でも、早い、量産化が必要になる。中国が南鳥島付近に軍事的圧力をかけてくるかもしれないので、十分、警戒する必要がある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e732fff0aaeb6e66ec604701b6bd0f9092e3e663,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]