事件概要：2025年8月6日、広陵高校は、令和7年1月に発生した暴力事案について謝罪声明を発表。暴力に関与した部員4名が、1年生部員に対して個別に部屋を訪れ暴力を振るった。事件発覚後、加害者と思われる部員の顔写真と名前がネット上に拡散され、誹謗中傷が広がった。元お笑い芸人のスマイリーキクチ（53）は、この事態に警鐘を鳴らし、無責任に顔写真を拡散する行為を批判。

日本高野連は、広陵の出場に変更はないと発表し、広陵は8月7日に初戦を迎える予定。

コメント：ネット上で広がる誹謗中傷の数々、特に顔写真の拡散に対する警鐘は至極もっともです。事件の加害者が特定され、その情報がSNSを通じて拡散される過程において、個人のプライバシーや法的な権利が無視されています。現状は、無責任な情報拡散が暴力事案に関する真実を隠蔽し、無関係な人々を巻き込んでいる状況です。社会として、情報拡散の責任を強く自覚し、拡散前にその影響を十分に考えることが必要です。

第一に、SNSの管理者は投稿に対する監視機能を強化し、虚偽の情報拡散に対して厳正に対処すべきです。第二に、誹謗中傷や私刑に走ることを抑制するため、教育現場と行政機関は連携して啓発活動を行い、ネットリテラシーの向上を目指すべきです。

そして、第三に、当事者が求める適切な対応を尊重し、正当な手続きを経ることが最も重要です。私たちが目指すべき社会は、個人の名誉や権利を尊重し、不正義に対しても冷静に行動する場であるべきです。

ネットからのコメント

1、昔のように野球部以外の不祥事で出場停止にするのは論外ですが今回は野球部員の集団リンチと悪行です。辞退させる、しばらくは他校試合も停止が今までの高野連の判断だと思います学校が隠蔽して試合後の発覚でもない開催前に発覚、認めながら出場させる、、校長が高野連関係者でなくてもこの結果だったのか？ネットが無ければ有耶無耶でしたやり過ぎには法的処置を求めたいですが被害者救済、防止のためにも適度なネットは良いと思います

2、多くの全国から選手を集める野球特化の高校野球の強豪校の野球部員には、こういう暴力等の逸脱行為や、それを学校が矮小化する体質があるような気もする。さらにある意味高野連もそれを黙認……ここまで大きな騒動になっているのだから、高野連は注意喚起だけではなく、丁寧な説明とお願いをする形を選択してもいいのではないか？

3、被害者は、相当悔しい思いをしていると思います。体育会系の、しかも寮生活なんて先輩の言う事は絶対ですから、集団で責められたら恐怖でしか有りません。学校と高野連がもっと、違う対応をしていればこんな騒ぎにはならなかったと思います。

4、みんなが納得できない理由のひとつにあるのは、処分が軽すぎること。複数の先輩による暴力を伴うイジメに対し、処分が軽すぎるのではないかということ。そこに納得がいかないから騒がおさまらない。高野連の副会長が広陵の校長という背景も影響している。