福岡県は、2024年6月に道路事業用地の買収を行った際、地権者の男性(75)からの土地を当初算定された430万円でなく、最終的に約5倍の2165万円で取得した。これは、男性が安価な価格に難色を示した後、県が補償会社に増額した希望単価を提示し、再評価を行わせた結果である。事前に評価されていた土地は、福岡県赤村の山林(2505平方メートル)で、県道「行橋添田線」の整備に必要な土地だった。
補償額が急激に増額されたことに対し、制度の透明性が問われる声が上がっている。県は「値段交渉による増額は認められない」としているが、男性の立場を考慮した可能性についても議論されている。
ネットからのコメント
1、団体の幹部がこういうことをすると、団体の構成員がみんな同じに見られて損をするということを、なぜわからないのだろう。団体に対して、特に差別的感覚を持っていなかった人たちが、このことを知って団体の関係者に対する感情や対応を変化させることになり、それが差別に繋がると思う。県も、今回の買収額増額が、結果的に団体構成員に対する差別を助長することになるということを、よくよく考えてほしい。差別をなくそうと思うなら、他の人と同じやり方で買収を行うべきでした。
2、忖度とか書くとあたかも「気を使ってあげただけ」みたいな印象を読む人に与えてしまいますが、これははっきり言って「贈収賄罪」ですね。
税金を第三者に不正に(通常価格の5倍)供与する為に売買という形式を取ったと考えられます。地権者の団体幹部と県の担当者両方を即刻逮捕し取り調べるべきです。
3、今どき地方道に新路線の需要があるのかなというのが、第一印象ですけどな。道路は一度開通すればずっと維持管理費用が必要になる。雨の被害を受けやすい九州は特にかさむ。人口と税収が減るこれからの日本、不便かもしれないが、道路網は集約しないと、借金ばかりが増えて恐ろしいことになる。1箇所の買収に何千万もかかるなら、迂回するか中止したほうが良かったのではないかな?
4、私の住んでいる地域では一部の地権者が10年近くゴネ続けた事で幹線道路の建設がその一部だけの為に遅れた。いわゆる同和地区の地権者がゴネていた。価格が正当であったとしてもゴネ続ければ他の部分の用地を売却した地権者には利がないし、迷惑極まりない事。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/75ad9983a693602b1d3116fe82ca33aed673ad95,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]