岡山県で採取された翡翠の中から、新たに発見された黒緑色の鉱物が「アマテラス石」と命名された。この新鉱物は東京大学や山口大学を中心とした研究チームによって、7日に発表された。化学組成や結晶構造が既知の鉱物とは異なり、国際鉱物学連合に正式に新鉱物として認定された。主成分はストロンチウム、チタン、ケイ素、酸素、水素、塩素であり、特にその「二面性」の結晶構造が特徴的だ。
発見場所は岡山県の大佐山地域で、解析は兵庫県のスプリング8大型放射光施設や山口大学で行われた。命名には日本の象徴である天照大神に由来する。
新鉱物の発見は科学的な成果として評価されますが、命名の由来が持つ深い文化的意味合いも無視できません。この発見は、自然の神秘と日本文化が交差する瞬間を象徴しており、私たちに日本の伝統を再認識させるものです。鉱物科学の進展とともに、文化的な遺産を再評価することが重要であると感じます。
ネットからのコメント
1、天然石、パワーストーンに興味があるので、アマテラス石を磨いて加工したらどの様な模様が出るのか見てみたい。
2、古代の遺跡、古墳から発見されるヒスイはほぼ全て糸魚川産です。そのヒスイからは、もう既にニ〜三種類程の新鉱物が発見されています。ヒスイが出来るまで、フォッサマグナという地球規模のエネルギーが必要になります。
山口県であれば、考えられるのは中央構造帯形成の時ではないでしょうか。瀬戸内海誕生にも影響していますし。
3、こういう名前の付け方は個人的に好きです。やっぱりRPGを連想させる、終盤で強い武器を作る材料になりそう。いつかはヒヒイロカネの名前を冠する鉱物も見つかって欲しいですね。
4、翡翠にも軟玉と硬玉があるからね。勾玉などは装飾しやすい軟玉で糸魚川や富山県のヒスイ海岸で取れる翡翠は硬玉と呼ばれる翡翠だよってヒスイテラスの方に教わりました。いずれにしても新鉱物ってロマンが溢れる新発見でワクワクするね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/30fc3e8f27347509dd5298b2aaa13331bbdd8fe0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]