事件概要:2025年8月1日、共産党の小池晃書記局長は、参院選結果について産経新聞の取材に応じ、選挙で示された民意を受けて、自民党と公明党の政治を終わらせる決意を表明した。7月の参院選で共産党は比例代表で5議席を獲得したが、目標の8議席には届かなかった。産経新聞は共産党を「時代遅れ」と批判する記事を掲載した。これに対し小池氏は、「時代遅れとは言わせない」と反論し、時代の最先端を行く政党としての姿勢を示すことを誓った。
コメント:共産党の選挙結果に関する議論は、時代の流れに適応できているかどうかという問いを投げかけている。しかし、単に選挙での勝敗を越えて、政党としての存在感を維持するためには、変化に対応する柔軟さと、社会のニーズに対する鋭敏な感覚が必要だ。自民党や公明党の政治が続いている現状では、共産党が対抗する力を持つには、より具体的な政策と新しいリーダーシップが求められる。
一方で、「時代遅れ」との批判に対して、共産党が掲げる理念や価値観が無視されてはいけない。批判を受け入れることは重要だが、それ以上に社会に対する真摯な姿勢を貫くことが、真の改革に繋がる。今後の共産党の対応に期待したいが、焦りすぎず、長期的な視野で実行可能な政策を提案していくべきだ。
ネットからのコメント
1、今回の選挙で大きく伸びた政党の特徴は、自民党の不記載問題を争点として取り上げていない国民・参政は大きく伸びた。
一方、自民の不記載問題を争点化しようとした共産は大きく後退した。野党は総て減税を主張していたし、共産党だけが「消費税5%に減税」という現実的とも思える主張をしていたことを考慮すると、身の回りに起きている諸問題の解決を主張した政党が伸びたということ。いつまでも過去のスキャンダルを追及していても投票行動には全くつながらないということが分かった。
2、自民党と正面から対決しているはずなのに、どちらも議席を減らしている、自民も共産も大差ないと有権者から思われたのでしょう。例えば日本に住む外国人がどんどん増えてきて、日本人が犠牲になる事件など発生し、不安に感じている人が多いが、既存の政党は見て見ぬふりをしてきた。既存の政党には期待できない、新しい政党に期待しようとする人が多い選挙になった、もう自民党だけ見ていればよい時代ではなくなった事に気が付かないといけない。
3、メディアやネットで偏向報道が盛んに言われていますが、そうであるならば、共産に対しての差別的な報道や発信は目に余ると思います。施策によっては、それで平和や経済が守れるのか、と言った意見や指摘がなされるのは当然だとしても、共産の主張が筋が通っていたり、納得の出来るものであれば正しいとする。
共産だからと言った偏見を持った見方では無く、メリット、デメリットの双方を根拠に基づいてメディアやネットは批判や意見をされるのを望みたいと思います。
4、確かに自民党は支持出来ないが参議院議員選挙で惨敗した政党に言われましても…個人的には反赤組ですが共産党はごくたまにとても良い指摘をしてくれているので無くなって欲しいとまでは思いません。自民党叩く前にしばき隊との関係を否定しない社民党のようにならないように努力されることをお勧めします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/25e304322afa84d4c94c303e28a6aa34e0c01a33,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]