事件概要:2025年夏のボーナスシーズン、東証プライム上場企業の平均額は86万2928円に達し、過去最高を記録。しかし、自動車業界を中心に大量リストラが進行中で、社員の経済的な不安が広がっている。51歳の技術職、久武勇気さんは、今年のボーナスが昨年より15万円減少した120万円となり、厳しい経営状況を反映していると冷静に語る。
残業削減による年収ダウン、経営の不振、社内の倹約ムードにより、リストラの不安も強まっている。彼は経営不振を受け入れる姿勢を示しつつ、未来に対する懸念を抱えている。
コメント:ボーナスの額が年々変動する中、最も問題視すべきは企業の経営陣の責任である。久武さんのように、経営不振の中で減額を受け入れつつも、売り上げが減少していないにもかかわらず利益が上がらない現状には疑問が残る。リストラや経費削減の結果、社員に重くのしかかる負担がある一方で、経営層の透明性の欠如がより一層問題を深刻化させている。
経営不振に直面する企業に求められるのは、まず社員に対する明確で誠実な情報開示であり、透明性のある経営を行うことだ。また、無駄なコスト削減よりも、利益を生み出せる新たな戦略や事業開発に注力することが不可欠だ。
そして、リストラや人員削減においては、最低でも十分な支援策を講じ、転職支援や早期退職者の手厚い待遇を提供するべきだ。最後に、企業文化の再構築が急務であり、社員のモチベーションを高めるために、無駄なコストカットではなく、人材活用とイノベーションを重視すべきだ。
ネットからのコメント
1、記事のボーナスの額面だと手取りはもっと少ないです。税金や社会保障費などビックリするくらい引かれますから。それにこの年齢で転職してももっと手取りは減ります。我が家も50代半ばにきてあと5年もしたら65歳雇用延長で残るか、同じ部署で同じ仕事するのに給料は半分ほどに減るので悩みます。でも転職したらもっと少ない収入になります。年金受給までの繋ぎとしてやはりそれなりの金額を稼がないと生活が成り立ちませんので。
2、我が社、役員報酬は昨年比1.5倍、経常利益過去最高、グループ内利益率、額ともトップ、50歳の一般社員でもよほどのポンコツじゃなきゃボーナス一回あたり3桁万円だけど黒字リストラ実施したよ。内部留保も4桁億円、税引き後の利回り5%で運用してりゃ今回のリストラで首切った人全員の人件費出せたやろ?って状況。
経営トップなんて自分らの数年前の経営判断で生じる将来の人余りを首切りで凌いで、首切りで生じるコストの増加は特損で税務上の優遇受けて、自分らの食い扶持と株主に都度いい顔できれば名経営者気取れるお気楽商売だよ。
3、>月給が手取り10万円のマイナスになり、妻にはため息をつかれましたよ。〜残業代が削減されたせいで、久武さんの年収は100万円ダウンする見込みだ。手取りマイナス+ボーナス減。既に計算が合わない。まあそれは良しとして年収100万円減なら奥さんにパートで働いて貰ったら?パート時給1000円としても月たった85時間程度働けば年間100万円にはなりますよ。奥さんため息ついてる場合じゃないって。
4、大手で50過ぎて開発リーダーで年収800万円台はないでしょう。月給45万なんて手取り30万前半だし。残業代カット?って管理職じゃないんかいって。完成車メーカーではなくて、部品メーカーの間違いでは?ボーナスは3分の1程度が税金で持ってかれるのが普通だけど。このケースは手取りが多すぎて不自然。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e00e6636280ac5eeb4780300dd3601ed8312f84a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]