浸水したスーパーでの救助活動が行われたのは、2025年8月10日の夜、熊本県玉名市でのこと。線状降水帯の影響で記録的な豪雨が続き、スーパーの店内に冷蔵庫や段ボールが浮かび、水位が急激に上昇。防災士資格を持つ42歳の男性は、長崎市からの帰路途中に玉名市で消防団から救助の要請を受け、店内で取り残されていた3人の客と1人の従業員を発見。
雷雨の中、手を引いて安全な場所へ誘導し、翌日朝まで周囲の捜索を行った。訓練を積んだ救助活動経験が役立ったが、一般の人のむやみな救助活動は危険だと警告。住民たちは、これまでの大雨では想定できなかった規模の災害だったと振り返った。
コメント:自然災害はその予測を超えて進行することがあり、今回の玉名市での救助劇はまさにその証左です。高まる自然災害への備えと、それに対処するための制度的な対応が急務となっています。救助活動を行った男性のように、専門的な訓練と適切な装備があればこそ、命を救うことができました。しかし、一般市民がむやみに救助に飛び込むことは、自己及び他者を危険にさらす原因となりかねません。災害時には、速やかに専門家による指示に従い、冷静に行動することが最も重要です。災害に備えるためには、まず地域ごとの迅速な対応策、救助の専門家との連携体制を強化することが必要不可欠です。
ネットからのコメント
1、こんな方がたまたま通りかかって救助を申し出られたって凄すぎて鳥肌です救助された方々の「どう避難していいかわからなかった」もこの方の「知識がない人が救助に加わるのはかえって危険」も良くわかります災害が差し迫っている時には躊躇わず避難しようと思いました
2、なぜもっと早く避難しなかった?と言うコメントがいくつかあります。気持ちはよくわかります。私も少し前まではそう思っていました。が、数日前の鹿児島の豪雨を現実に経験して初めてわかりました。まず、前日はそんな予報も出ていないんです。で、ほんの数時間前までは何事もない日常で、本当にそんな災害になるイメージもできないのです。と思うと、突然凄まじい雨(雨が降っていると言うより、滝がそこにできたようなイメージ)になって、今度は外に出ることもできなくなります。これまでと同じような災害をイメージしていたらダメだと本当に実感しました。
3、熊本の友達から聞いて驚愕だったのは、今朝方どこもかしこも冠水してるのに出勤できる方は来てください!との業務連絡。しょうがなく家出たもののすぐ先がやはり冠水して車を進められずにUターン。
暫くして、今日は従業員の皆さんの安全のために休みにします!って…判断が遅すぎる。実際数人は立ち往生、帰れなくなり数時間路上で待機する羽目になったと。こういうの、国も本気で罰則作った方がいいと思う。労働基準法違反にして欲しい。
4、救助活動された方が活躍をしたお陰で命が救われたと思います 自身が防災士の資格が有り激しい大雨の中で交通管理をしていた方から付近の店に人が取り残されていると聴いて素早く凄まじい豪雨の中でとり残されている店に入り何人残されているか確認をした4名が取り残されている事を確認して 残されて居る方に安全管理や危険が起きたら声を掛けてと発言して安全な場所に速やかに移動させた活動は素晴らしい行動です もし対象の方が活動をしていないなら犠牲者が出たかも知れません 命が助かって良かったです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f42d0438db9fd075ce7c549b67ea1d2e67848f64,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]