事件概要:長野県で行われた世論調査によると、憲法9条改正の必要性について、47.4%が「必要ない」と回答し、改正に賛成する人は23.6%にとどまりました。調査は1500人を対象に実施され、749人が回答しました。また、戦争が起こる可能性に関する質問では、50.2%が「ある程度可能性がある」と答え、7割近くの人々が戦争のリスクを感じていることが明らかになりました。
さらに、長野県内の戦争遺跡の認知度について調査された結果、最も認知されていた松代大本営地下壕は76.8%の認知度を示し、その他の遺跡は2割未満の認知度にとどまっていました。
コメント:憲法9条改正の議論が続く中、今回の調査結果は、戦争のリスクに対する懸念と、憲法改正に対する冷静な姿勢を反映しています。特に、50%以上の人々が戦争の可能性を現実的に感じているという結果は、憲法改正に対する慎重な意見が強いことを示しています。改正を必要ないとする意見が半数を超えた一方で、改正が必要だとする人々は約4分の1に過ぎないという結果は、現行憲法の平和主義に対する国民の信頼が根強いことを証明しています。しかし、戦争遺跡の認知度の低さが示すように、過去の歴史や戦争の記憶が十分に継承されていない現状もあると言えます。
国民の意識を高め、歴史的な背景を理解しながら、憲法改正の議論を進めることが必要です。
ネットからのコメント
1、あまりにも、単純化された世論調査だと思う。憲法をどれほどの法律だと思っているのだろうか。国の根幹を成す法だと思う。9条に限らず現実と乖離した憲法をいつまでも放置しておくのが良いのか?憲法改正を9条に結びつける事なく、各条が本当に時代に即した条文になっているのか考える時代になったと思います。出来る改正から始めては?憲法栄えて国滅ぶ事が無いように祈るばかりです。
2、戦争の可能性があると認識している人達が7割にも達しているのに憲法9条改正は必要無い人達が50%近くもいるって中国やロシアから日本をどの様に守りたいのですか?日米安保があるからといってもアメリカばかりに頼れませんよ。平和で自主独立を守るなら憲法改正は必要だと思います。
3、どういう所でアンケートを取るとこうなるのか疑問だ。周辺がこんな状況でGHQ憲法の改正が必要ないなどと言える現状では無いはずだ。日本が9条なるお題目を唱えてても、他国に「いける」と思われたら最後、日本の意思など関係ない、話合いなど通用するはずがない。
理想は絵本の中だけ。現実は防衛力を強化して他国との軍事バランスの均衡が崩れないよう備えるしかない。隣には年間36兆円もの侵略費を投じて軍拡やっている国があるので、我が国としてはそれに対応せざるを得ない。当たり前だが9条なんて他国からすれば何の意味もない。笑いのネタ程度のもの。
4、長野県与論調査協会が世論調査で回答者が憲法9条の中身を十分に理解せずに世論アンケートをしても正確な数字とは言えないのではないか。憲法9条改正論が議論されるのであれば国会での事で世論調査など意味がない。憲法9条を改正するか否かを全国民有権者の投票を行えば賛否が理解ると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c947934d2f6ca6c095f4d821a95634eb4fe58a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]