2025年8月18日、脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」の運営会社が破産開始決定を受けたことが明らかになりました。元従業員は給与が100万円以上未払いであると訴え、裁判所の決定により破産手続きが正式に開始されました。同社は一時全国に170店舗を展開していましたが、負債額は約260億円で、債権者数は約123万人に上ります。
元社長の高橋英樹氏は、会社の資産が残っておらず、未払い給与については「未払賃金立替払制度」の利用を求めました。一方で、サービスを引き継いだ新会社「ミュゼ・メディア・ホールディングス」が顧客への施術を継続する方針を述べています。
これは明らかに、企業の運営における基本的な義務を怠った結果であり、経営陣の無責任さが際立ちます。企業は従業員と顧客に対する責任を果たすために、明確で持続可能な財務計画を立てるべきです。経営陣の杜撰な資産管理は、労働者の生活を脅かし、多くの利用者に不安を抱かせています。解決策としてまず、破産した際の資産状況や経営状態の透明な報告は不可欠です。次に、企業倫理としての支払い能力がない場合の早期報告と被害を最小限にするためのプロセス設立が求められます。さらに、政府と連携し、被害者への迅速な補償を確約する制度の充実が必要です。
この事件は、無責任な経営の代償がどれほど深刻になるかを示す良い例です。社会は、従業員が安心して働ける環境を構築しなければなりません。
ネットからのコメント
1、脱毛サロンや英会話教室、その他諸々、前払い一括でお得だと言ってまとめ買いさせるところは基本的には注意したほうがいいと思う。こういうところは、軌道に乗っているように見えても自転車操業なんでしょう。もう途中でショートすればそこで終了。前払いしていたお金が当然戻ってくるはずもなく、それどころか、従業員に給与も払っていないと言う末期症状が見えます。好調に見える業態でも、お得感があっても、前払いや、先払い一括で支払いするところは、会社が途中で倒産すればお金は戻ってこないと言うことをリスクとして承知しておくべきだと思います。
2、元従業員への未払い、お客さんへの返金対応、店舗の家賃未払いなど多くの人に迷惑をかけている。破産申請が出たら簡単に破産させるのではなく、経営陣の一族の資産差し押さえなど、とことん取り立てて欲しい。
3、ただの資産隠しだろう。結局は、自転車操業でしかない。
英会話教室と美容系サロンはいつの時代もこんな感じですよね。特に美容系は特定のサービスを無料とか格安で客寄せして、実際には一定回数のコース契約。そして、そのコースが満了する前におそらく計画的倒産。オーナーとごく中心的な幹部のみが情報を知っていて出勤して自分の会社が倒産しているのを知ったということもよくある話。玉石の見極めが本当に難しい業界。
4、経営者さんの従業員さんへの説明会動画が出回っていましたが、あんな開き直った挙句高圧的なオンラインでの説明で納得出来るわけが無いですよね……従業員の方々も利用者さんも救済措置がありますように
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aa5d6694c410c5a77abba010d23da0a3d8c20e04,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]