広陵高校野球部は、夏の甲子園出場を途中辞退し、未曾有の事態を迎えました。この不祥事の背景には、SNSで拡散された暴力事件がありました。今年1月、寮で元生徒が激しい暴力を受け、保護者がその経緯を7月にSNSで告発しました。その告発では、禁止されたカップ麺を食べたことが発端となり、複数の先輩から暴力を受けたとされています。さらに実名での告発により、熱湯をかけられたり、性器を触られるといった行為があったとのことで、県警に被害届が提出されています。
この一連の出来事は、「中井王国」と呼ばれる体制の中、監督の暴力的指導風土が問題視されていますが、高校側は指導体制の見直しを表明しました。
広陵高校野球部の不祥事は、非常に深刻で批判が不可避な内容を孕んでいます。これほどの暴力と威圧が組織的に行われていたことは、学生たちの安全を著しく脅かしています。まず、管理体制の不備を厳しく批判せざるを得ません。暴力を認知しながらも適切な対応がされなかったこと、それ自体が教育の場として非常に異常です。この構造的な欠陥は、中井監督の長期政権が温床となり、監督への過度な権限集中が問題です。解決策としては、まず、小型カメラ等による寮内監視の強化が必要です。また、生徒による定期的な匿名アンケートを実施し、暴力の有無を直接確認する手段を設けるべきです。さらに、外部監査委員会を設置し、常に透明性を確保することが求められます。
教育現場が暴力の舞台となることは、本来の価値観と真逆であり、早急に正常化が不可欠です。
ネットからのコメント
1、廃部とまでは言いませんが、現一年生卒業までは新入部員の受け入れは自粛し、中井親子は解任で、完全にリセットが必要じゃないでしょうか?150人以上いれば寮もまとまらなくなるのなら、部員数も管理できる人数にコントロールが必要でしょう。
2、中井監督を師事している生徒保護者はたくさんいます。自分の息子が暴力を受けてから動き出す保護者が大半。他人のことは我関せず、助けようものなら我が身に降りかかる。広陵だけじゃない、特に強豪私立にありがちな落とし穴。そのくらいやらないと、甲子園常連にまで行かないってことです。高野連は、高校野球とはについて根本的改善が必要な時期にきていることを真摯に向き合うべきだと思ってます。
3、もう、大事なご子息を預かって野球の指導を責任を持って行っている人の考え方では無いのと監督の独壇場なんでしょうね。全くアップデートしない規律で社会生活送っている時点でちょっと哀れな感じです。
自分の子供が野球の才能が人並み以上に有って特待生だとしても広陵には入れたくないし入れないのが親の務めだと思ってしまいます。
4、事実だろう。50年前の暴力やパワハラは今と比べものにならなかった。しかし今も昔も全く変わらない事実。すなわち真理は「暴力やパワハラをする人の心は極めて弱い」ということ。そういう人間ほど自分の失敗では言い訳や隠蔽が多く事実と向き合おうとしない。責任者としての権力は必要以上に振るうが責任からは逃げる。つまりは 人には極めて厳しく自分には徹底して甘いのだ。逆らえない環境やルールを作ってパワハラや暴力をする人間とは 檻の中の犬に石をぶつける人間と何ら変わりはない。それが効果的ならスポーツにおいて日本は世界のトップだろうが 野球1つにしてもトレーニング方法も食事もケア技術も全て米国から輸入しないと通用しなかった。根性論の頃はメジャーとは異次元の差があった。自らは何ら研究も追求も努力もせず 憂さ晴らしに弱い立場を責めて「愛の鞭」と自身に都合の良い言い訳をするのは「弱さの証」だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6091d05cbdfa231a7b62a7ea6984e02b30ad9c27,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]