事件概要:千葉県柏市は、漫画家・イラストレーターの江口寿史氏に依頼した市制施行70周年記念イラストの公開中止を決定した。対象となったイラストは柏駅西口を背景にした男女の描写で、広報誌や市ホームページ、施設に展示されていた。制作費は100万円。昨年10月以降、市民やSNSでの批判を受け公開を休止。批判の主因は、写真を無断で模倣した疑義で、市が法的判断を行う立場にないとしながらも、市民感情を考慮して中止を決めた。

コメント:今回の一件は、公的機関が芸術作品を委託する際のチェック体制と、透明性に欠陥があったことを露呈しています。市が法的判断を避け「市民感情」に基づいた対応をしたことは一応の妥当性を持ちますが、結果的には市の信頼性を問われる事態を招いています。まず、こうした不祥事を未然に防ぐには、委託制作にあたって著作権・使用権に関する明確な契約条件を事前に締結することが不可欠です。
次に、外部専門家も交えた作品審査の導入を検討するべきです。さらに、公開前に市民や有識者を巻き込んだ意見交換の場を設けることにより、合意形成を図るべきです。市民の感情に配慮する姿勢は重要ですが、それが曖昧な基準で運営されるならば、むしろさらなる疑念を招きます。公的機関としての透明性と責任を今一度問い直さなければ、「信頼」とは空洞化するでしょう。
ネットからのコメント
1、モチーフなのかトレースなのか模写なのか色々グレーラインがあるだろうからそこはともかくとして、このイラストは明確に別々の写真から起こしたイラストをガッチャンコしてて遠近感や光源の位置もおかしく、作品としてド三流というのが伺えます。あと江口風の画を描いていた江口ファンに「模写は模写であってあなたの作品ではないからね」と偉そうなこと言っておいて自分の作品は尽くトレースまみれだったことがこの騒動を大きくした一番の原因だと思われます。
2、私も趣味でイラスト描くのですが、人の体は本当に描くのが難しいです。絵が得意だっていう人は大体顔だけ絵師だったりもします。
私も含めて。絵はとにかく描いて描いて描きまくらないと上手くなりません、デッサン必須。トレースは練習ならいいんですが、お金をもらってたくさんの人に見てもらう絵はやはりハイリスクでしょう。今はAIでトレース判定もできたりするみたいですし。しかし、この人の絵、好きだったのになぁ、ちょっと残念です。
3、苦労して身につけたスキルで撮影した写真やデザイナーの作品をまるパクトレースし、自分の作風になってる立派な作品であると開き直った漫画家は、少なくとも大手からのオファーは来ないでしょう。ご本人も今更デッサンやデザインを学び直す事もないでしょうし、パクトレースし納品したイラストでもサラリーマンの3ヶ月分を稼げるので、笑いが止まらないのでしょう。
4、本人が違法性がないと言え、問題がないと断言はできません。写真にも著作権があり、本人が大丈夫と言えども既に他作品では指摘されています。後から仮に他人の著作物であれば、批判は市にも向かうでしょう。つまり、市が大丈夫と言い切れる。安心できる状態とは言えません。
仕方ないでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/52c9ec782556843a590e2e009d619421bb9ce5dc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]