2025年8月1日、臨時国会が召集され、7月の参議院選挙で当選した議員が初登院した。参政党は「日本人ファースト」を掲げ14議席を獲得。塩入清香氏(43)は東京選挙区から当選し、初登院では黒いジャケットで登場。「核武装が最も安上がり」と過去に発言していたが、報道陣には「党の方針に従う」とし、具体的な言及は避けた。
核武装発言に対し、当人が「党の方針に従う」とだけ述べたことには深い違和感が残る。国会議員は党の代弁者である前に、国民の代表である。核という極めて重いテーマに対し、自らの見解を曖昧にしたまま「追って報告する」という姿勢は、政治家としての覚悟の欠如を感じさせる。問題の本質は、政党と個人の関係性にある。特に、安易に軍備拡張を口にする発言が選挙中に放置され、当選後に責任回避の姿勢に転じる構造は、日本の民主主義にとって危うい。今後必要なのは、①選挙期間中の候補者発言に対する検証報道の強化、②当選後の政策責任を明文化する制度、③安全保障発言に関する超党派での倫理基準の策定である。思想の自由と政治的責任は両立すべきであり、その境界線が曖昧なままなら、民主主義は空洞化する。
ネットからのコメント
1、参政党を支持するとヤフコメに書くと、左のアンチから色々言われるが、せっかく躍進したんだから、色んな妨害に負けずに、国民のための政治を取り戻してほしいと切に願う。他の野党とも違って、政策に応じて色んな党と協力するっていうのも好印象。
2、先ずは明確な防衛計画と予算を示すべきですね。参考程度の情報ですが2024年の軍事費ランキングでは上からアメリカ、中国、ロシア、インド、イギリス、ドイツ、サウジ、フランス、日本、韓国。トップ5が全て核保有国。旧ワルシャワ条約機構など非NATO加盟国と殆ど国境を隣接しない島国イギリスでも第5位。核武装するとその関連施設への内外からの攻撃に対する防衛網を敷くためにコストが爆上がりするという構図が浮かび上がりますね。核兵器を持ったから後は何も要らないとはならず寧ろ軍事費は増えますね。本当に必要だと国民に理解させたいなら「安上がり」という甘言を使うのではなく国家予算の〇〇%を費やしてでも国防を強化すべきと主張すべきです。
3、さや氏が核に関しては「党の方針」に従うとしたことは評価できる。まして核武装についての意識はまだ遅れている部分があるだろう。国民の総意は無理でも、日本と言う国家のためには避けてはならない議論であると思う。通常兵器では抑止力は全く無い事が明らかです。外交力は「口」ではないことを直視する必要がある。
日本はいずれ核武装するべき時が来るかもしれない。それが戦争への抑止力にもなると思う。人類の歴史は戦争の歴史と言えるでしょう。ウクライナのようにロシアに侵略され、平和国家なんて事実上存在しないに等しい。好んで戦争する国は無いだろうが、平和を維持するための必要軍備と核武装は必要悪としても議論を進める必要があるでしょう。最も現実的な参政党の憲法改正に期待しています。
4、民主主義政党なんだから、どんなことを言っても一人一人政治家の自由。それをいちいち党の総意であるかのように切り取るマスコミは、今まで全体主義の思想下にあったと自己説明しているようなもの。最後は民主主義的な参政党が総意を示すのだから待ってれば?話し合いには時間がかかるんだよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb5af118c999a3f8d6fc8a5866687d0eaa90434,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]