【事件概要】
2025年7月、アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開され、10日間で観客動員910万4483人、興行収入128億7217万6700円を突破する大ヒットとなった。全国の映画館では連日満員が続き、マナー違反に関する苦情がSNSで急増。「ひとつの席に何人も座る」「上映中に騒ぐ」「スマホの光や音」などの迷惑行為が多発している。
子ども連れや保護者だけでなく、大人のマナー違反も目立ち、劇場環境の悪化が深刻化している。
【コメント】
社会現象となる大ヒット作の裏側で、観客のマナー崩壊が深刻な問題として浮かび上がっている。家族連れが多い作品だからといって、「席を複数人で共有」「上映中に子どもが騒ぐ」「スマホの着信音が鳴る」といった行為が放置される現状は、あまりにも異常だ。問題の本質は、マナーを「個人の良識」に委ね過ぎている制度の欠陥にある。現行の上映マナー啓発は緩く、強制力がないため、実効性を欠いている。解決策として、①鑑賞前のマナー確認を義務化し、違反時は退場も含むペナルティ制度の導入、②子ども連れ専用上映枠の拡充、③スマホ・スマートウォッチ等の光・音対策を技術的に補助するシステムの開発、を提案する。娯楽の場が無法地帯と化すことは、公共の文化体験を崩壊させる。
マナーは「自由」ではない。周囲への敬意がなければ、それはもはや暴力と同義だ。観る者すべてが心から楽しめる空間を、私たちの意思で守らなければならない。
ネットからのコメント
1、先日主人が1人でスーパーマンを観に行ったんですが、隣の席の小学1年生くらいの男の子が、最初から立ったり座ったり落ち着きがなくて、映画の途中からはもう帰りたいと駄々をこねて、気になって仕方なかったそうです。一緒にいたお母さんがスマホで動画を見せたりしてなだめていたそうですが、正直もう帰ってほしかったと。映画が終わった時にお母さんから謝罪はなかったの?って聞いたら、全然なくて、むしろ子供に「最後まで我慢して偉かったね〜」って褒めていたのだそう。主人曰く、子供は悪くなくて、連れてきたお母さんの完全な判断ミスだったと思うって言ってました。
2、9歳の息子、はじめての映画は4歳の時の無限列車でした。途中トイレには行きましたが、喋らず大人しく見てくれて案外しっかりしてる子なんだなと感心したのを覚えてます。トーマスやアンパンマンならいいと思いますが、鬼滅の刃や名探偵コナンは幅広い年齢の人が見ますし、マナーが守れないなら見に来ないでほしいですね。
3、子供を避けたいならレイトショー一択2回ともレイトショーで観ましたが、素晴らしく静かでマナー違反者は居ませんでした今日は特典ゲットしたかったので昼参加子供がいたらどんだけカオスなのか、それも含めてDolbyCinema楽しんできますお高いので親にはしっかり躾けてて欲しいです
4、私も小学生の子供3人も映画好きで良くいきます。初めては幼稚園生の頃に連れて行きましたが、最初から落ち着いて2時間は観れるor寝てましたwただ行くときはいつも、子供が落ち着いて映画鑑賞できず周りに迷惑掛けるならお金が無駄になっても良いから帰ろう、と思っています。子供でも大人でも全員等しく映画を楽しむためにお金を払っているのだから、マナーを守ることは大事だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ec433f92d6180e613f5eb16b8b69a7b3d76df879,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]