8月2日に放送されたフジテレビ系「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」で、ピン芸人のやす子さんがターゲットとなるドッキリ企画が行われました。やす子さんの好感度が非常に高いため、ドッキリの際に見せた余裕のない振る舞いに対し、「イメージが違う」との声がネット上に上がり、批判を呼んでいます。一方で、やす子さんを心配する声もあり、番組側に対して批判の意見も見られました。
この事件は、現在の時代におけるドッキリ企画の限界を示す事例とも言えるでしょう。
ドッキリ番組は、芸能人の「素」を引き出すために、緊迫した状況を作り出すことが一般的ですが、今やSNSの普及により芸能人のプライベートが知られすぎており、ドッキリの効果が薄れてきています。やす子さんの場合、好感度が高いため、ドッキリの結果に対する反応も強く、ネット上で意見が分かれる事態となっています。このような背景を考慮すると、ドッキリ企画は時代にそぐわない部分があるのかもしれません。
ドッキリ番組がかつて持っていた魅力は、芸能人の素顔を引き出すことにありました。しかし、今や「共感」を求められる時代であり、視聴者は芸能人に対して憧れを抱くよりも、よりリアルな姿を求めています。この時代背景において、ドッキリのような企画は限界を迎えているのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、ドッキリでもいいドッキリと悪いドッキリがあります。この前、やす子さんにやったドッキリは悪い方です。自分はドッキリ番組は嫌いです。それにモニタリングみたいな番組も嫌いです。
人のそれを見て何が面白いのかって思います。むしろドッキリ番組が無くなれと願ってます。人の心をもてあそぶ行為がどうも不快感を抱きます。
2、流石にあのドッキリは可哀想でした。人の飼い犬を逃がしたら坂上忍じゃなかろうが焦るでしょ。もしやす子さんの立場が自分だったら本当に生きた心地がしないと思います。また、やす子さんの番組中の態度を批判されてる方もいましたが、あれが普通の反応ですし、むしろあれはまだ優しい方だと思いますよ。終わり方もパッとしなかったしやす子さんがただただ可哀想なだけ。見てる方も辛いドッキリでした。
3、フワの件とか去年の24時間テレビで善人みたいなキャラになっちゃったけど、出始めの頃はニコニコしてて腰が低い割に口が悪いみたいなキャラだった記憶がある。勝手にイメージつけて勝手にがっかりしたり幻滅する人って良くいるよね
4、テレビというあり方についてそろそろ考える時期がきたんだと思う。ドッキリというのは以前から思っていたけど、イジメと構造は何も変わらない。人が可哀想になっているのを笑う。そういうコンテンツを観たいとは思わない。
今回の件に関しても本当にやすこが可哀想だと思う。番組は観てないけど、仕掛けられてる側が怒るのは無理がない。それなのに、ネットで批判されるのは気の毒としか言いようがない。今後は社会全体がドッキリのような笑いものにする番組に対して、ノーと言える社会になって欲しいと願っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/593ef777b1c04797d82bc882b831934b360bc03c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]