米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は、アラスカ州アンカレジの米軍基地でウクライナ情勢を中心に約3時間の会談を行いました。日時は15日(日本時間16日)で、目標としていた停戦合意には至りませんでした。プーチン大統領はウクライナに領土割譲を求め、これを受け止める形で「土地の交換」が議論されました。会談は建設的とされ、トランプ大統領は「一定の進展」と評価しましたが、彼が示唆していた追加制裁は見送られることになりました。
両首脳は今後の協議継続に合意し、プーチン大統領は次回の会談をモスクワで行うことを提案しました。
今回の会談は、大国間の地政学的な駆け引きが鮮明に示された場面でしたが、内容には深刻な問題が潜んでいます。領土の交換という手法は、国際法の理念に反し、市民の安全を軽視し続けるものであり、正当化すべきではありません。国際的な基準を無視した解決策は、同様の事態を呼び起こし、地域や国際社会の安定を脅かす可能性があります。現場の市民が苦しむ中、豪華な交渉に時間を費やすのではなく、合法的な手段を講じる必要があります。具体的な行動として、国際的な監視団の派遣、外交的圧力の強化、そして市民の声を反映した持続可能な和平プロセスを積極的に推進することが求められます。今こそ、権力者たちは市民の生活を守る責任を果たすべきです。
彼らが失敗するならば、それは倫理的に許されない、歴史に対する裏切りの行為です。
ネットからのコメント
1、結局、口先だけで世渡りしてきた人間と、自分の野望のために何十万人もの自国兵士を殺して平気な人間の違いかな。ロシアにとってウクライナ戦争なんてする必要のない戦争だと思う。何十万(百万人超えとも)もの兵士を犠牲にする程切羽詰まったものだと思えない。仮にウクライナがNATOに加盟しても、核兵器をチラつかせたらかってナポレオンやドイツに蹂躙されたようなことになるはずがない。だから、どうでもいいはずだ。ただ、弟分のウクライナがNATO加盟するのが許せないだけの事ではないか。元々の開戦理由が、プーチンさんの思い込みなのだ、プーチンさんが生きている限り平和的・法的に平等な終息はありえないんじゃなかろうか。
トランプさんは、本気でノーベル賞が欲しいのなら、圧倒的な武器をドンドンと提供してロシアを劣勢にまで持ち込まないと、望んでいる平和的解決は無いと思う。
2、かたやKGBの叩き上げ、FSB長官を経て長年大統領として近隣国の制圧、内政統治をしてきたつわ者とかたや政治経験のないままに実業家から成り上がったトランプとは格が違ったトランプ氏は会談前、露側が停戦合意に応じなければ「厳しい措置」を取ると制裁発動を示唆していた。だが会談後の米FOXニュースのインタビューで「今はそのことは考えなくていい」と述べ、当面は見送る考えを示したこのインタビューからも今回も「TACO」であることを露呈しただけ
3、トランプは弱い物には強引に行くが、強い物には態度を変える、こんな人がアメリカ大統領とは…制裁も口だけで1つもやっていない国がロシアだ、ウクライナ国民が心配です。トランプは弱みを以前から言われてる様に握られていると見るのが普通で暴いて引きずり下ろして昔のアメリカに戻って欲しい。
4、今ごろプーチンは側近と酒盛りをしなが、ほくそ笑んで(バカ笑か?)いる事だろう。
ウクライナの平和が戻る事など、本気で考えていないトランプ。プーチンとしては、停戦か願わくば終戦に至れば、ノーベル平和賞が我がものになると思っているトランプを見透かし、おだてればロシアにとって都合の良い条件を引き出せるとも画策していたはず。この会談はプーチンにとって、制裁回避と侵攻の時間稼ぎが出来た、思惑通りの有り難い収穫があったはず。トランプはもはや面目丸潰れの無様な茶番劇になってしまいましたね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1cf189038acda02e699449e3d8735fa26112a1e9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]