平成6年10月12日の衆院予算委員会で、自民党の高市早苗総裁は自由改革連合を代表して村山富市首相を厳しく追及しました。議論の中心は、先の大戦が国民的議論なしに侵略と認定されたことに対する批判でした。高市氏は、「勝手に代表して謝ってもらっちゃ困る」と強調し、村山首相に具体的な侵略行為が何であるか、過ちの法的根拠について説明を求めました。
村山氏は、日本軍が中国本土や東南アジアに侵攻した行為を侵略的とし、指導者の責任を認めましたが、個別の責任者の特定には至りませんでした。翌年、村山氏は「心からのおわびの気持ち」を表明する首相談話を発表しました。
この議論は、戦争責任と謝罪のあり方について深く考えさせられる。まず、首相が国民を代表して過去の侵略行為について謝罪を行ったことには、国民的議論の欠如が批判されるべき点です。歴史的な責任をどのように評価し、未来を築いていくか、これが日本の政治にとって重要な課題です。まず、教師や教育機関が戦争の歴史や責任について包括的な教育を提供することが大切です。そして、国民全体がこれらの問題について議論できる場を設けることが必要です。さらに、過去の行為の責任を明確にする査定委員会を設けることで、国家としての誠実な謝罪が可能になるでしょう。
これらの取り組みが、国際社会における信頼を回復し、未来の平和への道筋を作る一助となるはずです。国際的な信頼と国民の納得を得るためには、透明性と誠実さが求められるのです。村山首相の謝罪はその一歩かもしれませんが、より深い議論と改革が次に求められます。
ネットからのコメント
1、なるほど、具体的な事柄の検討もないまま、外圧に負けて謝罪していたということですね。とすると、まあお亡くなりになったので、なかなかいいにくいことではあるけど、当時の村山首相はわが国の首相としては慎重さに欠けて、軽率だったと言わざるを得ないかなと思う。しかし・・・高市さん、鋭い質問していたんだね。これからの外交が楽しみです。わが国の歴史をビシッと振り返り、きちんと証明されて悪かった点があれば謝罪して、そうではなくて雰囲気程度で悪いことにされてしまっている点があれば、「それは違う、言い掛かりだ」ときっぱり宣言していただきたいと思います。
2、この記事を読んでも、やはり、高市総裁が誕生して良かったと心から思えます。これから極左系オールドメディア(毎日、朝日系列など)が「支持率を下げてやるぞ〜」と陰湿に偏向報道やデマ報道でネガティブキャンペーンを展開するはずですが、多くの国民はオールドメディアなど信用してないので、オールドメディアによる不当な攻撃に屈せず信念を貫いて内閣を率いてほしいですね。
3、慰安婦問題では虚偽の強制連行を事実と認めて思いっきり謝罪してアジア女性基金を作って賠償金を払おうとしたが、「国家賠償でなければだめだ」等と言われてハードルを上げられただけで失敗して、日本に対して永遠に謝罪と賠償を要求し続ける筋道を作ってしまった。
4、戦争なんてものは互いの国益をかけてやるものだ。日本にも中国にもアメリカにも、そしてロシアやウクライナにも正義や不義がある。一方だけが謝罪し一方がふんぞり返るというのもおかしな話。ましてや日中戦争や大東亜戦争の意義なんてもはや政治家ふぜいがやることじゃない。歴史家が判断することだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/804f74f70cc4da8bff7f611fa05e406ecd144ab4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]