卓球の国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」で、8月9日に行われた女子シングルス2回戦では、日本人選手、張本美和と早田ひなが対戦しました。試合は2-2の同点で最終ゲームを迎え、張本が4-2でリードしている場面で、早田が手首の痛みを理由に「メディカルタイムアウト」を要請。審判長の判断で認められましたが、その際に早田のフィジカルトレーナーである岡雄介氏がケアにあたったことで、張本側は「不公平」と疑問を呈しました。

その結果、試合の再開後、早田が11-7で勝利しましたが、この一件が波紋を呼んでいます。

試合におけるメディカルタイムアウトで選手のフィジカルトレーナーがケアを行う是非は、特定の国だけでなく、競技全体における公平性の問題を浮き彫りにしています。選手の健康を守るための制度が、逆に試合の公正性を脅かす可能性を孕んでいることに対して、ルールや基準を再検討する必要があります。1つ目に全選手が等しくコーチもしくはメディカルスタッフから受けられるケアの基準を明確化することが求められます。2つ目に、メディカルタイムアウト中のコミュニケーションを制限または記録し、ルールの明文化を進めるべきです。3つ目に、国際基準での意見交換を行い、統一した対応を策定することが重要です。こうした対策を考慮することで、本来のスポーツ精神である公平で実力主義な競技を提供できます。

それは選手にとっても、観客にとっても、より満足度の高い競技観戦体験につながるでしょう。

ネットからのコメント

1、早田選手の弁明は理解し難いですね。2ヶ月前から痛みがあるなら完治するまで試合に出なければ良いし、試合中に痛みが発症したなら途中棄権すれば良い。不公平というより、早田選手のやり方が問題だと思います。高校生相手に大人気ないですよね。

2、「この後に起きたことが、疑問や批判を招くことになった。早田は主審のもとに行き、左手首の痛みを訴えて、「メディカルタイムアウト」を要請した。」真の問題はそれ以前のタイムアウトを取った瞬間コーチがベンチへ駆けつけ、自然にマッサージと会話を開始したことですよ。事前にタイムアウトを取ったらコーチがマッサージに行くという決め事があったということ。同士討ちでベンチコーチを入れない各国のルールは協会派遣のスタッフが誰かに肩入れしないようにという趣旨でしょう。張本にベンチコーチがいないのを当然熟知している早田と岡コーチは、タイムアウトでマッサージを理由にベンチへ入る行為を問題があると認識しなかったことにこそ問題があります。

そして、そのマッサージで回復しきらなかったのでメディカルタイムアウトとなりましたが、それは最低でもメディカルタイムアウトを取るか否かのアドバイスがあったということ。

3、日本の人同士の対戦のときには、ベンチコーチおかないという慣例の適用は日本チームが決めたことですそれが公平公正精神にもとづくのは、言うまでもないことで、これを逸脱して選手に駆け寄った岡コーチはナショナルコーチとしての適格を失いました早田選手がよんでも、ぐっと堪えてノーというべきでした

4、「ベンチコーチを置かないという慣習があった」のはそれはそれで良いけど、メディカルタイムアウトの時、何故大会側の医療スタッフがマッサージせず、コーチがマッサージするの？大会側の医療スタッフにマッサージして貰えば良いと思うし、、早田選手もコーチがマッサージにきたら不公平になるので断るのが、真のスポーツマンシップに則ったプレイヤーだと思うが。。。ましてや張本選手にも何のことわりも入れてなかった様だし。。。