広陵高校(広島)は、第107回全国高校野球選手権大会において、初戦を突破した後、2回戦を前に異例の出場辞退を表明しました。辞退の理由は、野球部内での暴力事案に関する問題で、生徒が誹謗中傷を受けたり、追いかけられたり、寮に爆破予告が出されたことが挙げられています。SNS上での過熱した批判も要因となり、「人命を守ることが最優先」として辞退が決定されました。
辞退は学校法人の理事会で全会一致で決まり、10日に大会本部に届け出られました。問題の背景には、今年1月の暴力事案があり、さらに別の事案も調査中であることが指摘されています。堀校長は、SNSの情報過熱に対して苦渋の決断を示し、生徒たちのケアと指導体制の見直しが必要だと強調しました。
辞退の理由や暴力事案に関して、広陵高校の対応に対して一定の批判が集まりそうですが、生徒たちや関係者の安全や心身のケアが最優先とされている点は理解されるべきです。また、SNS上での情報過熱や無責任な中傷が引き起こす社会的影響は大きく、問題の解決には情報の管理や正確なコミュニケーションの重要性が強調されるべきです。今後、学校側が行うべきは、暴力問題の早急な解決とともに、適切な対応を示すための教育的な指導体制の見直しです。
ネットからのコメント
1、人命を守ることが第一なら野球部は廃部ですね。もう起こってしまった以上はずっと言われてしまうし、このようなリスクは今後も付きまといますよ。初動対応を間違えたせいで。当該の部員と学校と高野連の責任であることは言うまでもありませんね。危機管理というものを考えさせられるけど、学校とはどうして同じような過ちを繰り返すのでしょうか。
2、生徒が中傷受けたり⋯これは、完全に学校側の対応ミスです。初期対応を間違えなければここまで非難はされなかったでしょう。それから、監督自身が部員に暴力ふるったととも情報出てますが、こちらも嘘偽りなく回答する必要があると思います
3、生徒を追いかけたり、爆破予告した連中を警察に被害届けを出すべきです。何か問題があったら何をやってもいいということにはならない。コメントの誹謗中傷の酷いものも全部、被害届けを出してそのような行為は許されないことを皆にしらすべきです。学校の対応にまずい点があったのはおそらく否めないところでしょうが、それに便乗してなんでもかんでもよいということはない。
4、校長も監督も対応が最悪でしたね。出場辞退するという事は、ある程度新たに出てきた事案に相当な真実が含まれているのではないかと推察します。監督やコーチも暴力を振るっていたという話もあり、まだ真偽不明ではありますが、刑事告訴されれば傷害罪ですので、有罪になれば揃って野球の世界からもいなくなるでしょう。少なくとも裁判中は復帰する事もないでしょうし、野球部としても対外試合どころか活動できるのかすら怪しいでしょう。早期に事態を把握して被害生徒に対して真摯に対応していれば、加害生徒の名前が晒されたり、ここまでの大事にならなくても済んだかもしれません。今後の再発防止策と、どう体質を変えていくのか、広陵の対応にも注目して見たいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c17f60e7fc775841b4c5a2a45cb258c0bc09222,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]