事件概要:鹿児島市吉野町の仙巌園前バス停について、国土交通省鹿児島国道事務所は、移設を求める措置命令を8月6日に出した。期限は8月末で、道路法に基づき、移転しない場合は事故対策事業が完了できないとしている。バス停が残ると、左折車線幅が狭くなり、安全な走行が妨げられ、バスの停車による後続車両との事故リスクが高まる。鹿児島交通は渋滞の悪化などを理由に移設に反対している一方、南国交通は安全性を重視して賛成している。
この問題は、国道10号の通行ルート変更に伴い発生したもので、仙巌園駅の開業にも影響を及ぼしている。
コメント:このような事態が発生する背景には、行政や公共事業の調整不足が顕著に現れている。事故対策として計画された新しい道路の設置が、既存のバス停位置の不備により、十分に機能しないというのは非常に問題だ。まず、公共の安全を最優先すべきだという点は、どの事業者にも疑う余地はない。移転が進まない理由に渋滞悪化を挙げる鹿児島交通側の主張も理解できるが、公共安全の観点から無視してはならない。解決策としては、バス停移設を早急に進めるための補助金や交通ルート再調整を検討し、全ての事業者が協力して、安全な走行を確保する必要がある。交通の利便性と安全性は、相互に補完し合うべきものであり、すべての市民の命を守るために、早急かつ強力な対応が求められている。
ネットからのコメント
1、鹿児島交通=いわさきグループって俺様的なイメージあるわよね。「いわさきICカード」という自社の決済手段しか許さないし(他地域の共通ICは使えない)、他社や市営との協調性もない。「鹿児島のジャイアン」的な存在。自治体との軋轢も多いけど、この件は利用者や歩行者の安全に関わることなので措置命令に従って欲しい。
2、バス停標識は、通常は運行事業者の資産であり、道路占用と道路使用の許可も運行事業者が申請する場合が多いです。バス協が申請者とは珍しいですね。それにしても何故、ここまで話しをこじらせたのか理解に苦しみます。私はバス会社で運行管理者をしていますが、うちの沿線でも様々に思うような道路構造はあります。しかしながら、私有地ではなく、公道に許可制でバス停標識を設置している以上は、意見を道路管理者に伝えたとしても、このような行動は起こさないと思うのですが。何か特別な経緯や事情があるのでしょうか。
3、移転措置命令。ほら見たことか!の展開になりましたね、鹿児島県バス協会。鹿児島国道事務所のHPにも、現場写真に鹿児島交通とおぼしきバスの写真も載ってましたよ。
南国交通は賛成の立場なのに、いわさきが会長職をしているバス協会のせいで南国交通側としてはたまったもんじゃないですよね。いつも官に楯突くいわさき。本当になんとかならんもんですかね?こんな事で毎度毎度ニュースになり鹿児島のイメージを下げるのだけは止めて頂きたい!!
4、「いろんな考えがある」ということは、否定はしないのだけれど・・・意見が違う中で歩み寄り「落としどころを探す」のが、ふつうだと・・・あの人は、いま県バス協会の会長職にも数か月前から就任しています。「議を言う」ことを信条としている方だから、今までも鹿児島マラソンで長時間道路を占拠しているとして、裁判をしたりと無茶苦茶です。この問題も、長期化して県民としては「うんざり」というひと言です。鹿児島県を代表する企業・いわさきグループの会長・商工会議所の会頭もしているのに、地域の活性化よりも自社の利益・主張に固執し過ぎる頭の硬さには、この人がいる限りは、この企業としてのイメージはダウンするばかりだと感じます。この問題の「着地点」を早く見出して欲しいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ccbbf89549089e1cbfd7e889a37e3a091947e89,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]