大阪府知事・大阪市長の出直しダブル選挙が8日に実施され、知事選は日本維新の会代表で前職の吉村洋文氏(50)、市長選は同じく維新副代表で前職の横山英幸氏(44)が再当選を確実にしました。この選挙は「大阪都構想」の制度設計に対する民意を直接問うことを目的に、任期途中の辞任後に行われました。衆院選との同日投票でコスト削減を目指したものの、有権者からは「大義がない」などの批判が上がり、大阪都構想反対派の抗議も目立ちました。維新以外の主要政党は候補者を擁立せず、結果的に前職2人が再び選ばれる形となりました。

選挙の目的が大阪都構想における「民意の確認」であったとされる一方で、衆院選と同日に投票を行うという手法は疑問を残しました。「民意」を問う選挙の意義は重要ですが、まずもって「民意」の真価は公平性や納得感のあるプロセスにかかっています。
今回のダブル選挙に対して非維新勢力が「大義がない」と主張し候補者擁立を見送ったこと、それにもかかわらず個人に対する批判や抗議活動が散見されたことが示しているのは、そもそも民主主義の本質が軽視されているのではないかという懸念です。

解決策として、まずは「制度設計」に関する十分な説明責任を果たし、次回以降の選挙においてより透明性の高い情報公開を行うべきです。また衆院選と同時実施という点を含め、選挙のスケジュールと形式について真正な議論を進めることも必要です。さらに、民意を反映するために反対派も含めた議論の場を提供し、制度そのものに対する批判を誠実に受け止める姿勢が求められます。

結局のところ選挙は、「結果」だけではなく「過程」の正当性によって評価されるべきです。形式が正しくとも、プロセスが人々の信頼を得られないものであれば、それは民主主義の深刻な損失につながる――こちらも投票する市民として重く受け止めるべき点ではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、まあ他党からの対立候補がいなかった点でこの結果は分かり切っていた事だと思います。一方でこんな楽勝の再選で民意を得たと判断されて2度とやらないと豪語していた3度目の住民投票を強行されてはたまらないと言う思いは否めません。今後次第とも言えますが、前々回及び前回と大して変わらない内容なら論外だと大阪市民の一人として感じています。
2、とにかく対抗馬がひどく、他に入れる人相手がいないだけの状態で都構想信任したわけじゃない。対抗馬に有力な人が出てこないところを見てると大阪の可能性は逆に終わってるんじゃないかと危機感を持った。
3、大阪以外の方にお伝えしておくと、大阪市長選・府知事選ともに、維新以外の立候補者は「インディーズ系候補」ばかりです。
自民〜共産まで候補者は立てていません。となると、維新の候補者しか選択肢がなく維新が圧勝。でも、大阪都構想の投票では否決となって時間と金の無駄になる予感。維新も都構想なき大阪の未来を考えたほうがいいと思いますがね。
4、前回の都構想の住民投票では、直前まで賛成が優勢だったにもかかわらず、誤った推計を元にした毎日新聞の虚偽報道がセンセーショナルに拡散して、最後の最後で一気に反対に票が流れた。それが間違いだとみんなが知った頃にはもう投票は終わっていた。民主主義へのマスメディアの介入という大事件。もう二度とこんなことは繰り返してはならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7bd206721179596a9200dc66dc60ef61ab446b02,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]