高市首相の「奇襲解散」による衆院選が2月8日に締め切られ、自民党と日本維新の会の与党勢力が過半数を大幅に超える勝利を収めた。自民党単独で安定多数を確実とし、高市首相の再選がほぼ確定的となった。解散のタイミングや手法が「郵政解散」を彷彿とさせ、野党側は準備不足の状況で厳しい戦いを強いられた。しかし選挙後、旧統一教会問題や政治資金問題、党内の基盤の裂け目、新連立相手の維新との棘のある協力関係など多くの課題が待ち受けており、政策運営や経済対策に対する懸念の声も上がっている。

今回の奇襲解散は勝利を収めた自民党にとって戦略的成功の瞬間となる一方、疑惑や不信感を残し、国民的議論を避けた点には痛烈な疑問を抱かざるを得ません。まず、解散の「大義」の欠如が議会制民主主義の信頼を損ねています。国民の生活を脅かす物価高や経済対策が優先されるべきタイミングで、自己都合の解散が行われたことは、大切な制度の悪用と言えるでしょう。
さらに、旧統一教会問題や党内基盤の揺らぎの放置、それに加えて維新との連立構造に潜む不安も、政権運営に計り知れないリスクを与えています。

こうした問題の改善には、透明かつ徹底した説明責任を果たし、疑惑解消を積極的に行うことを求めます。次に、公共政策や国民の利益を最優先にするため、経済再生や社会制度改革に着手すべきです。そして、党内不信や連立間の摩擦を解消するため、リーダーシップを発揮し包括的な合意形成に取り組むべきでしょう。

民主主義は多数の民意によって支えられるものですが、その信頼を裏切る行為は、結果として取り返しのつかない亀裂を生み出します。
選挙の勝利が、決して無条件の支持を意味するものではないことを肝に銘じるべき時です。改革の本質を追求する政治こそ、多くの人々にとって真の勝利をもたらす鍵となるのです。
ネットからのコメント
1、今回の結果を見ると、野田氏(中道側)の戦い方が、結果的に高市政権を強烈にアシストしたように見える。「なぜこのタイミングで、この構図で勝負したのか」。2012年の既視感がある。意図はともかく、最大野党側の戦略ミスの責任は重い。ここまで大敗した以上、代表として続投するなら説明責任、取れないなら進退でけじめを示すべきでは?
2、立憲民主党と公明党が合併して中道になってしまったことも原因の一つですね。それにしても高市旋風がすごいですね。自民単独で300議席を獲得できたら政権は安定でしょう。ただ、政権が安定=財政が良くなる ではないので、これからの政策に注目していきたいです。
3、近年の国民民主の躍動から始まり、他党化が進むと同時に政策重視の風潮が広まり出しました。そうして与党過半数割れの影響でガソリン減税や年収の壁撤廃などが決まり、ようやく国会での議論が重視される政治が始まると思ってました。
でもこれで全て逆戻り。与党2/3の影響力を軽視している人が多すぎる。また安倍政権時代のように密室で決められた内容が何の議論もなく議席数のゴリ押しで可決される国会が始まるでしょう。そしてその結果この国が繁栄したのか衰退したのか、皆答えを知ってる筈です。
4、公明が与党を離脱したので民意を問うとして解散したら公明と立憲が組んで政権交代を狙うも壮大に自爆、この経緯に助けられたことは大きいと思います。相手が壮大にずっこけて高市政権の手柄になるとは運があると思います。狙いが的中したと言うより勝たせてもらった感じですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/10a0951f21810dc43719b20d0c276c81d72edfcd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]