2月9日午後5時過ぎ、成田空港で帰国後の税関手続きにおいて電子手続きが著しく混雑し、多くの利用者に不満が生じた。電子手続きは従来の紙による有人ゲートよりも早いとされてきたが、結果的に多くの入国者が20分以上行列を待つ一方、紙の申告にかかる時間は5分程度であった。主な原因は、電子端末の数が有人ゲートより少ないこと、大型荷物を持った入国者が手荷物受取後に集中する構造的問題、そして午後5〜6時台の便の集中が挙げられる。財務省は一時的な対策として混雑時に有人ゲートへの誘導を行いつつ、2025年4月から「共同キオスク」の導入を拡大し、手続きの効率化を推進する方針を示している。

現状、電子手続きは利便性向上を目的として導入されたにもかかわらず、実際には逆効果に陥っています。これは単なる運用の不備ではなく、国の計画全体に潜む制度的欠陥を露呈していると言わざるを得ません。
特に、電子端末の少なさはインバウンド需要拡大を想定した初期設計の甘さを示しており、一部空港での試験運用から全国展開へのプロセスにも問題があったことがうかがえます。

解決には、以下の具体策を即時導入すべきです。
電子端末の即時増設と適切な配置見直しを行い、物理的な処理能力を強化する。既存の電子手続きシステムを利用者の増加に対応可能な仕様に改良し、処理速度を向上させる。入国手続きと税関手続きの一元化を迅速に進め、複数段階の煩雑さを解消する。
国は「利便性」と「効率化」を旗印に巨大な投資を行ってきた以上、その成果が可視化されるべきです。目指すべきは、紙手続きに対する電子手続きの「優位性」が全ての利用者に認知される社会であり、そのためには官民が速やかに「空約束ではない改善」を実現する責任があります。



ネットからのコメント
1、年に3-4回海外に行きますが、帰国時の通関は必ず「紙」にしています入力が面倒でかえって時間がかかるとお感じていますなので、帰国便の機内で用紙を貰い、ペンを借りて数分で記入して要します間違いなく、紙の方が記入(入力)も通過も早いと思いますシステム化すれば、何でも早くなるというのは幻想です
2、これ成田だけでなく羽田も一緒で、電子申告なのにそのままQRコードでゲートにかざせるようにすればいいのに、なぜか手前でキオスクによって手続きをしなければならないプロセスを踏むのか、そもそもこのシステム自体素人の設計としてか思えない。
電子化したのにかえって効率悪い国の恥ともいえる仕組み。電子化するが故になぜか複雑なプロセスを好むのはなぜなんでしょう。それに比べてASEANの方とくにシンガポールについてははるかに利便性高いです。これでIT先進国なんて謳ったら恥さらし以外なんでもない。
3、関空も同じ。目に前に機械があるのにぐるっと回らされてパスポートのスキャン。場所は階段下りた目の前にあるのに、空いてる時でも結局紙のゲートのところまで回らされてまた戻る形に。ついでに言うと出国審査の時もめちゃくちゃ歩かされる。とても利用者のこと考えてると思えない。空港利用の一番のデメリットは歩かされる事だと思う。
4、この前成田T2利用したら同じように長蛇の列ができてた。以前は預入荷物が出てくるまでの間にキオスク端末で手続きして、荷物をピックアップしたらすぐ自動化ゲートに行けたような気がするんだけど(羽田だったかな?)。英語がそこまで流暢でもないシニアの方が案内してて、端末空いてるのに対応に追われてせき止めてる状態…。一所懸命働いてくれるのはいいけど、もうちょっとうまく対応できるようにスタッフの配置を考えてもらえるといいじゃないかと思った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7dd65236085f522ed64ce622208a5de1a6012ae0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]