事件概要：

2025年8月7日、甲子園で行われた第107回全国高校野球選手権大会3日目の試合で、広陵高校が旭川志峯高校を3-1で下し、初戦を突破した。しかし、試合後の整列挨拶で旭川志峯の一部選手が広陵の選手と握手をせず、SNSで炎上した。この事態を受け、広陵は第三者委員会を設置し、過去の暴力問題を調査していることを発表。広陵高校は、元部員の告発を受け、1月に発生した暴力行為について調査を行ったが、詳細については未確認。

SNS上では、この問題が広まり、さらに新たな告発が発覚し、広陵と高野連は対応に追われている。

コメント：

今回の騒動は、単なるスポーツマンシップにとどまらず、教育機関における責任と透明性の問題を浮き彫りにしています。広陵高校や高野連が後手に回った対応に対し、批判が強まるのは当然のことです。まず、SNSでの告発に対する早急な対応が求められたはずです。暴力行為に関しては、事実確認が遅れ、対応が不透明であったことが問題の本質です。このような事態が発生した背景には、学校内での指導体制や監督体制の欠如があるのではないでしょうか。解決策としては、まず徹底的な内部調査と情報公開を行うべきです。また、第三者機関の調査を早期に結論づけ、その結果に基づいて透明性の高い処分を行うべきです。さらに、SNSを通じた情報拡散に関しても、学校側は一貫した立場を示し、誤解を招かないようにするべきです。

このような問題を解決しない限り、再発防止は難しいと言えます。

ネットからのコメント

1、こんなことがまかり通っていいんでしょうか例えば大会後活動停止になったとしても当該選手は引退しててそれこそ関係のない子供達が処分されることになるとはいえこの学校自体がそういう体質なのだろうから学校を処分しないと今後も同じ事が起きるだろうけど

2、部員の不祥事で、なぜか監督が処分されない高校野球の不思議。高野連もそうだけど、学校法人としてなぜ監督の管理責任を問わないのかな？　だからPL学園もアソコまで過激化して、最終的に野球部が消滅するまでになったんですよ。まあ学校法人の高校野球の監督なんて、勝てばいいだけの仕事で、理事長のお気に入りが多いからかも知れないが、企業における責任の取り方とは全然違うよね。

3、広陵事件は氷山の一角で全国にも泣き寝入りしてる人はいっぱいいるかも。今回勇気を持って名乗り出た人はすごいことだと思う。まず被害にあった方には周りの人たちが全力でサポートしないといけませんね。今後このようなことがないことを願うばかりよな

4、別の事案にしても、すでに学校が調査して確認できなかったとしているものを、第三者が調べても同じ結果でしょう。第三者委員会も被害者以外からは、学校が調査したのと同じ加害者とされる人や、今も野球部に所属している部員から聞き取るしかないのだから。先の事案も新しい事案も、被害者は退部だけではなく転校したとのことだが、他にも退部・転校者がいるはずなので、それらの人に協力してもらって、暴力いじめを経験していないか・見聞きしていないかを調査しなければ意味がない。転校した元部員の中には、今さらかかわりたくないという思いもあるだろうが、そこは学校の対応に責任があった場合にはきちんと賠償することを明確にして調査に協力をお願いすればよい。