8日、全国のマクドナルドで子ども向け「ハッピーセット」ポケモン版が販売開始。9日から3日間限定でポケモンカード2枚を配布したが、初日ですぐに終了し公式サイトが謝罪。SNSでは関連ワードが半日以上トレンド1位となり、転売や食べ物の廃棄写真に批判が集中。カードはフリマで最大1万5000円で出品され、フードロス問題も浮上。過去にも同様の混雑・転売事例があり、効果的な対策を求める声が強まっている。
今回の混乱は単なる人気過熱ではなく、販売方法と社会的責任の欠如が露呈した典型例だ。高額転売を予見しながら数量制限や抽選制を取らず、店舗混雑とフードロスを招いた運営姿勢は異常だ。背景には「お気持ち表明」で済ませる企業体質と、再発防止より販売促進を優先する商習慣がある。解決には①購入時の本人確認と販売数制限②抽選・事前予約制の導入③食事と玩具の分離販売による廃棄防止が不可欠だ。子どもの喜びを守るはずの商品が、大人の利益争奪戦と食料廃棄の象徴になる現状は、企業理念との真逆である。今こそ、人気商材を安全かつ公平に届ける販売の新基準を作るべきだ。
ネットからのコメント
1、今回の件を落ち着いて考えると、そもそものマクドナルドの企画、販売方法が問題だと思います。売れるからポケモンとコラボ、これはわかりますが、売るのは食品のはず。食品が捨てられている現実を見ると、客はトレカに金を払っています。あくまでも景品なので、供給過多になるぐらい量産しておけば良かっただけの事。所詮は紙です。そのくらいできたはず。もうマクドナルドはフードロスは謳ってはいけないです。
そして、販売方法を徹底せず、店舗に任せていたのも良くない。抜け穴がいくらでも見つけ出せるような状況を放置しているのは、本部の責任。完全に企業努力が喪失しています。トレカを売る事を止める前に、「売って金になる無償のカード」を作ってはいけない、と思います。 この問題、かなり根が深いと思います。食べ物を粗末にするなと教わって育ったので、簡単にそれを捨てられる環境を作り出している企業は悪だと思います。
2、食品が無駄にされる光景は本当に残念です。ハンバーガーは購入した人が責任持って消費して欲しかった。ハンバーガーの方がポケカのおまけになってしまっているのはおかしいですね。大量に仕入れて大量に売り捌きお金に替えてしまう層もいれば、1つでも欲しいのに手に入れるのに苦労しなければならない子ども達もいることを、企業側は再考しなければならないと思います。転売対策を売る側に委ねるかフリマアプリ側に委ねるのかは今後も大きな課題となり続けるのでしょうね。少なくとも転売として売る側、買う側にルールを求めるのは困難だと思います
3、やはり転売出来る場所がある限り転売は無くならないと思います。そして、それが食べ物のオマケであれば食料廃棄は当然予想されることです。また、景品ポケモン等の人気商品であれば尚更です。マクドナルドはキチンとした対策を取れないのであれば、それまでハッピーセットで同様の商品を出すべきでは無いと思います。マクドナルドの方針に大きな疑問を感じます。一方で転売する場所としてのメルカリ等の企業についてはもはや期待は出来ません。呆れるしかありません。法整備するしかないと思います。
4、悪いのは食べきれない量を購入する客かも知れませんが、しっかりとした対策取らないマクドナルドも、少なくとも企業の取り組みとして掲げてるフードロスに関しては、ホームページからは削除するべきでは。毎回毎回こんなことになるのわかってるのに同じ様なコラボキャンペーン。ロードサイドの店では渋滞だって起きてる。民間企業が経済活動するのは自由ですが、環境対策してます、みたいなアピールはしないでもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/709534f07c7b30fd312ed6ca9a63c1840f7112a1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]