"消えた23人の観光団" 第2話
つの団体から1。
別の団体から2。
京、阪、横浜、千葉。
消える所ももばらばらだったため、誰もつの来事として考えなかった。
そしてほぼ同じ頃、本の方届にも、わずかな異変が現れていた。
京で2。
神奈川で3。
千葉で4。
30代から40代の男性がで、仕事も所も互いに関係がなかった。
。
失踪。
銭問題。
警察はそれぞれ別々の理由を定し、通常の方事案として処理していた。
そのには福岡内でタクシーを運転していた37歳の田裕もいた。
1018の夜。
裕は妻へいメッセージを送っていた。
《空港くで最の客。終わったら帰る》
それが、族に届いた最の言葉だった。
翌朝になっても帰宅せず、携帯話にも繋がらない。会社に確認しても連絡が取れておらず、タクシーも戻っていなかった。
妻はそののうちに警察へった。
「主は何も言わずにいなくなるではありません」
担当者は記録を取りながら頷いたが、成男性の失踪として、すぐ規模な捜査が始まることはなかった。
5の1023。
糸島の岸。
朝の散歩をしていた元の男性が、波打ち際に黒いビニール状のものが打ちげられているのを見つけた。
最初は漂着した型ゴミだとった。
だがづいた、その隙からののようなものが見えた。
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男性はそのからずさりし、震えるで110番した。
30分。
福岡県警と保関係者が岸を封鎖した。
包みを確認した捜査員たちの表が変わった。
成男性の体の部だった。
そして、半に当たる部分はどこにもなかった。
を見つめていた刑事の鈴健は、そのまだらなかった。
この岸へ流れ着いたものが、約2かにわたる捜査の扉をくことになるとは。
そして、福岡だけでは終わらないことも。
発見された体の部は、福岡県内の施設へ運ばれ、すぐに詳しい鑑定が始まった。
鈴健は20以、刑事としてくの現を見てきた。交通事故、盗、殺。だが今回の現には、今まで経験した事件とは違うたさがあった。
乱雑ではなかった。
に傷つけた痕跡でもない。
切断部分には、定の識と具を使ったような特徴が残っていた。
鑑定を担当した田博士は、写真を机へ置いた。
「相当慣れています」
「医者ですか?」
「断定はできません。ただ、体の構造を理解している能性はい。般が衝にったとは考えにくいです」
さらに検査がむと、腹部周辺には通常とは異なる処置の痕跡も確認された。
鈴は眉を寄せた。
「何かを取りした?」
田博士はしを置いた。
「その能性があります」
会議が静かになった。
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数、DNA照の結果がた。
田裕、37歳。
福岡内のタクシー運転。
1018夜に方届がされていた男性だった。
妻へ連絡すると、話の向こうでい沈黙があった。
「主なんですか?」
鈴は答えなければならなかった。
そのの午から、捜査本部は田裕が最に確認された所を洗い直した。
勤務記録。
配履歴。
通話記録。
空港周辺の防犯カメラ。
最の乗客について確な記録は残っていなかったが、田のタクシーが午11頃、福岡空港くの脇へ入っていく映像が見つかった。
「止めて」
鈴が画面を指差した。
タクシーが肩にする。
約1分、方から黒いワゴンが現れた。
から2がりる。
暗くて顔までは分からない。
田も運転席からた。
い会話。
次の瞬、2が田へづいた。
映像はく、細かな作まで見えなかったが、田が抵抗し、その面へ倒れる様子ははっきり確認できた。
「戻せ」
映像を繰り返す。
2は倒れた田をワゴンへ運び入れた。片方が田のタクシーをし移させ、脇の空きへめる。
そこまで3分もかかっていない。
「慌ててない」
若い刑事が呟いた。
「最初から役割が決まっていたみたいです」
鈴も同じことを考えていた。
「このを追う」
ナンバープレートはのようなもので汚されていた。
種はトヨタ・ハイエース。
それだけでは絞り込めない。
捜査員たちは周辺のカメラを台ずつ繋いで移経を追った。