"900円の復活定食" 第8話
でもいい。
誰も見ていない。
腹いっぱいでむビールは、これはこれでいい。いつもなら1本目は勢いで気に空ける。だが今は、ゆっくりんでも分しみた。
チキン蛮の余韻が胃に残っている。
そこにビールがしずつ染みていく。
最ではないか。
ベランダの子に座り、空を眺める。
今はよく働いた。
本当によく働いた。
テレビの主源を入れ、シャワーのストレーナーを洗い、ライトの球を替え、を直し、蔵庫を見て、カードキーの対応をし、災警報を確認し、械までった。
誰かにきく褒められるような仕事ではない。
客は分、俺の名もらない。
でも、部のテレビが映り、シャワーからい湯がて、ライトがつき、エアコンがく。それでいい。
それが俺の仕事だ。
野さんは「よく頑張ったね」と言ってくれた。
リンさんは「いつもありがとです」と言ってくれた。
女将は「お疲れさん」と言ってくれた。
それだけあれば、今は分だ。
俺は缶をもう傾けた。
まぶたがい。
が気持ちいい。
腹はいっぱい。
体は疲れている。
のに、チキン蛮のタルタルといご飯のがまだ残っている。
「ああ、満腹……」
缶を握ったまま、俺は子にもたれた。
空が青い。
が涼しい。
くでの音がする。
次の休みは2ある。
洗濯は起きてからでいい。
凍ご飯も納豆も、今はどうでもいい。
俺は缶を握ったまま、いつのにか寝落ちしていた。
24何もえなかった夜勤け。
朝の堂でった900円の盛り定は、俺の体をちゃんとに戻してくれた。
そしてそのまま、俺は世界で1番満たされた40歳独として、ベランダの子で静かに眠った。