"中卒嫁の逆転婚礼" 第8話
そんな、私はふとう。
このに嫁いでよかった。
卒を族として認めないと言ったたちは、今どんな活をしているのだろう。
正直、りたいとはわない。
けれど、1つだけはっきりしていることがある。
族として認めるかどうかを決めるのは、学歴ではない。
緒に笑ったり、困ったに隣にいたり、誰かが傷つけられたに同じ側にったりすること。
そういう積みねが、族を作るのだとう。
卒だから何だというのだろう。
私は確かに学へはっていない。けれど、幼い弟妹を守り、母を支え、自分の仕事をちげ、今も胸を張ってきている。
学歴よりも切なものを、私はたくさんに入れた。
私を事にしてくれる夫がいる。
本当の娘のようにってくれる義両親がいる。
私を「お姉ちゃん」と呼んで慕ってくれる奈々ちゃんがいる。
そして、私が傷つけられたに、迷わず同じ側にってくれる族がいる。
それだけで、私のは分すぎるほど幸せだ。
鏡ので、私はまたほうれい線を見つめる。
確かにシワは増えた。
若い頃の顔には戻れない。
けれど、今の私の顔には、これまできてきたが刻まれている。
悔しいいもした。
見されたこともあった。
けれど、それでも私は私のを諦めなかった。
私は化粧をに取り、頬にそっとなじませた。
ぺち、ぺち、とさな音が洗面所に響く。
「うん。悪くないね」
鏡のの私は、しだけ笑っていた。