"産後の私に義母の世話を押しつけた夫の絶縁宣言" 第5話
帰宅した夫の夕飯
翌の午、悠から話があった。
「レナ、母さんはどうしてる?」
「千鶴さんは、あなたのにいるよ」
「おが帰った、俺が母さんの夕飯を作ったんだぞ」
「そうなのね」
「うどんを作ったら、ネギがきいって言われてさ。つゆも温め直せって。呂の使い方まで聞かれて、洗濯も頼まれた」
私は、母ののリビングで、港に授乳をしていた。陽向は母と緒に積みをしている。
「それは変だったね」
「事みたいに言うなよ」
「あなたが、千鶴さんに気持ちよく過ごしてもらえって言ったのよ」
「まさか、あそこまで何でも頼むとわなかった」
「私には、事も洗濯も掃除も頼まれたわ」
悠は黙った。
「母さんが、レナさんのお母さんに来てもらえないかって言ってる。今、そっちのお母さんに来てもらえない?」
「お母さんには、陽向の迎えと夕を伝ってもらう約束をしているの」
「母さんの分も作れば済むだろ」
「そのは、母が港を見て、私が事を取れるようにするためのものよ」
「母さんも事を取りたいんだよ」
「自分で作るか、あなたが作るか、お弁当を頼めばいいでしょう」
「母さんは、レナに気を遣っているんだよ」
「私の母が来れば、自分が気を遣わずに済むとっているの?」
悠は、答えなかった。
「あなたは、私に相談せず母を断った。千鶴さんには、私が事を作ると言った。
広告
私の母には、千鶴さんの事まで頼もうとした。どこにも、私の気持ちは入っていない」
「そんなつもりじゃない」
「じゃあ、どんなつもりだったの?」
「母さんも孫に会いたかったんだ」
「孫に会いに来るのと、私に世話をさせるのは違うわ」
話の向こうから、千鶴さんの声が聞こえた。
「悠、お母さんには来なくていいって言ったんでしょ。今さら頼むなんて、格好悪いわよ」
「母さん、今は話してるから」
「私はで待っているのよ。お茶もめたわ」
悠は、私に向かってさく息を吐いた。
「帰ってきてくれないか。俺も仕事があるし、母さんとだと話がまない」
「私が帰ったら、また千鶴さんの事や洗濯をするの?」
「母さんもそろそろ帰るとう」
「あなたは、母さんに帰ってほしいと伝えたの?」
「これから話す」
「それも私が帰ってから?」
「そういう言い方をするなよ」
私は、港を抱き直した。産の傷がまだ痛み、く座っているのもつらかった。
「私は帰らない。母ので休ませてもらう」
「母さんをにするのか」
「呼んだのはあなたよ」
私は話を切った。
母は、何も聞かずに温かいお茶を置いてくれた。私はその湯のみを両で包んだ。
「レナ、もここにいなさい。あなたはまだ退院したばかりなんだから」
「うん」
「必なものがあれば、私が取りにくわ」
「ありがとう」
その夜、陽向が母の隣で眠り、港は私の腕ので静かに寝息をてていた。
私は、にいたより呼吸がくなっていることに気づいた。