"産後の私に義母の世話を押しつけた夫の絶縁宣言" 第1話
退院のに告げられたこと
「お母さんには断っておいたよ。今は俺の母さんが来るから」
退院した翌朝、夫の悠は、勤にそう言った。
私はまれたばかりの港を抱いていた。腕のの赤ちゃんは、眠りながらさなをかしている。歳の陽向は、リビングので絵本をいたまま、私たちの話を聞いていた。
「断ったって、何を?」
「お義母さんに来てもらう話。レナが変だから、伝いに来てくれるって言ってただろ」
「週だけ、昼ご飯と陽向の迎えをお願いしたのよ。私ではがりないから」
「俺の母さんが来るんだから、同じようなものだろ」
「同じじゃないわ」
私はできるだけ声を落とした。港を起こしたくなかった。
「あなたがいない、お義母さんに何を言われてきたか、にも話したよね。事のこと、事のこと、私の実のこと。会うたびに嫌みを言われるから、苦だって」
「俺がいるは普通に話してるじゃないか。レナが気にしすぎなんだよ」
「あなたがいるの話じゃないの」
「族なんだから、そんなに構えなくていいだろ。母さんだって孫を見たいんだ」
「赤ちゃんを抱いてもらうことと、私が世話をすることは別よ」
悠はネクタイを直しながら、計を見た。
「今は母さんも泊まれるようにしてあるから。階の部を使ってもらう」
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「そこは私が昼休む部よ。布団もかさないでって言ってあるのに」
「母さんには、ゆっくり使っていいって言ったよ」
私は返事ができなかった。
港の授乳をしながら、陽向を迎えにき、夕を作り、夜も何度も起きる。その週を乗り越えるために、自分の母に助けを頼んでいた。母は仕事を調して、来てくれると言っていた。
それを悠は、私に相談もせず断ったのだ。
「ってくる」
悠は玄関をた。陽向が絵本から顔をげる。
「ママ、おばあちゃん来るの?」
「そうみたいね」
「ばあばは?」
「今は来ないの」
陽向は、し寂しそうに絵本へ目を戻した。
ほどして、玄関の呼び鈴が鳴った。悠の母、千鶴さんがきな旅かばんを持ってっていた。
「タクシーがすぐ来て助かったわ。荷物はあっちの部に置けばいいのね」
「千鶴さん、今は伝いに来てくださると聞いていたんですが」
「伝い? 悠は、レナさんがご飯を用してくれるから、孫たちを見ながらゆっくりしていってって言ってたわよ」
千鶴さんは、当然のように笑った。
港を抱いたまま、私は玄関にち尽くした。
夫は、私の産を伝うためではなく、母親にでくつろいでもらうために呼んだのだ。