"夫の出張中に義両親が居座った――電話で判明した正体" 第14話
にはのがある
パンパンパンッ!と最のが散り、煙が静かにれていきました。
そこに現れたのは、煤で顔を真っ黒にし、パンツ丁の姿で抱きってガタガタと震える、クズノ夫婦のれな姿でした。
「お父さん、お母さん! これが本のジャパニーズだよ!」 駆けつけてきたメイが、無邪気にを叩いて笑いました。
老婆は涙とでぐしゃぐしゃになった顔をげ、震える声で叫びました。
「蒼井ちゃん……! 私たち、元々本だし本にんでたのよ! それがジャパニーズじゃないことくらい、見れば分かるわよぉぉ!」
「そ、それとも何かい……!? わしらが米にいるに、本のの概はここまで物騒に変わってしまったのか!? 本はいつから、こんな歩で爆弾がび交う危険帯になったんだよぉぉ!」
がに膝をついて泣き崩れているところへ、私のスマートフォンから政宗の呆れ果てた声がスピーカー越しに響きました。
『お父さん、お母さん、しろ。 本は変わってない。の概も昔のままだ。 変わっちまったのは……うちの蒼井だけだ』
「ちょっとまさちゃん! それじゃあ私がただの異常者みたいじゃない!」 私がを尖らせると、画面の向こうの政宗は乾いた笑いを浮かべました。
『ノーコメントで。……っていうか蒼井、どこが太陽作戦なんだよ。
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相のコートどころか、ごと全部消しばしてるじゃないか』
「でもお父さん」 メイが横から真面目な顔でを挟みました。
「太陽みたいに、ちゃんと自分からを脱いでるよ?」
『いやメイ、脱いだんじゃなくて、爆でっ端微に吹きんだんだよ……』 政宗がを抱えて呻きました。
メイは腕を組み、く納得したように頷きました。
「私、今初めて分かったよ。 昔話の『と太陽』で、が負けちゃった理由。 ……さんが、優しすぎたんだとうの」
『……だな』 画面の向こうの政宗が、く頷きました。
『は旅にを吹き付けただけだからな。 相の元にダイナマイトを投げ込むような真似は、いくらでもいつかない。 には、ちゃんとのがあったんだよ……』
「まさちゃん?」 私がややかな笑顔でスマホを覗き込むと、政宗はヒッと息を呑みました。
「その『のがない誰かさん』って、私のことじゃないわよね?」
『そ、そんなわけないだろ! 蒼井は世界慈い最の妻だよ! してるぞ、本当に!』
「米の張先まで、このおにぎり、速達で送ってあげようかしら?」
『やめてくれ! 冗談でも爆発物を国際郵便で送るな! んじまう! 俺がんじまうからァァ!』
政宗の鳴をバックに、夜の宅には、くからパトカーのサイレンの音がウーウーとづいてきていました。