"高齢女性を後回しにした受付――絵を替える女性の正体" 第12話
受付のしい決まり
翌週、待の入にさな案内が貼られた。
「体調が急に悪くなった方は、受付へお申しください。護師が状態を確認します。診察の順番は、医師または護師が必に応じて判断します」
きな文字ではなかったが、待にいるの目に入る所だった。
受付では、浦さんが患者ひとりに番号札を渡し、待ちの目を伝えていた。具が悪いと言うがいると、受付の奥へって護師にらせる。浦さんだけで決めず、護師が状態を確認してから院に伝えていた。
数、院は待で患者にく説した。
「先、受付でのご案内に分かりにくい点があり、ごをおかけしました。患者さんの体調に変化があったは、医療スタッフが確認します。順番が変わるは、個報に配慮しながら、必な範囲で説するようにします」
誰かを名指しすることも、詳しい事をかすこともなかった。それでいいと私はった。
その、私は薬を受け取りに来ていた。野さんが待で聞を畳んだ。
「こののこと、院が説していたね。誰が悪いと騒ぐより、同じことが起きない仕組みを作ってくれた方がいい」
「そうですね」
「ただ、田さんが嫌ないをしたのは消えない。そこは、診療所が忘れちゃいけないよ」
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野さんの言葉に、私は頷いた。
沼田さんは、そのから受付にっていなかった。に院から聞いたところでは、院内での聞き取りの結果、受付で護師への連絡をせず順番をかしたことが複数回確認されたという。黒田さんから受け取った商品券は返却され、診療所は職員の兼業先や患者との品のやりとりについても規定を見直した。
沼田さんは、院から正式に注を受け、受付業務かられた。本の希望もあり、末で退職することになった。院はそれを「解決」とは言わなかった。
「職員が辞めても、患者さんがして受診できるようにならなければがありません。順を続けて確認します」
そう話していた。
私はその言葉を聞き、診療所がようやく自分たちの問題として向きい始めたのだとじた。