"高齢女性を後回しにした受付――絵を替える女性の正体" 第8話
診察の説
護師は血圧をもう度測り、田さんの話を聞いた。暑さと分の響も考えられるため、診察で医師に診てもらうことになった。
院は、田さんの血圧やふらつきの状況を確認した。
「きな異常は見られませんが、今は分がしりていないようです。しばらく休んで、帰ってからもこまめに分を取ってください。薬は今までどおりで丈夫です」
田さんは、鞄から血圧の記録を取りした。
「朝にいがあるんです。薬をむを変えた方がいいでしょうか」
院は記録を緒に見て、測るや姿勢を確認した。田さんはにいた質問をつずつ尋ねた。私は隣で、必なところだけ補った。
診察が終わると、田さんの表はし落ち着いていた。
「聞きたいことを全部聞けたわ。来てよかった」
院は、私たちにをげた。
「受付でないをさせてしまい、申し訳ありませんでした。具が悪いと伝えられたら、まず護師が状態を確認し、必に応じて医師が診察の順番を判断します。受付だけで診療の優先順位を決めることはありません」
「からそういう順だったんですか」
私が尋ねると、院はし考えて答えた。
「本来はそうです。ただ、忙しい帯に連絡が抜けたり、受付で独自に判断したりしていた能性があります。
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今のことだけで決めつけず、記録を確認します」
院の説は、沼田さんをすぐに悪者にするものではなかった。私はその点にしした。
「田さんが受診をためらうほど嫌ないをしたことは、きちんと受け止めてください」
「はい。受付で何があったか、本や職員から話を聞きます。記録も確認し、同じことが起きないようにします」
田さんはベッドの端に座り、膝のでを組んだ。
「私は沼田さんを困らせたいわけではありません。ただ、番号がのが先に呼ばれた理由を聞いたとき、『受付で決める』と言われたのが怖かったんです」
「その疑問に説を返すべきでした。嫌ないをさせてすみません」
院は、田さんにもをげた。
診療所をると、はい差しだった。私は田さんをまで送り、へ届けた。彼女は玄関先で何度も礼を言った。
「静子さんがいてくれたから、ちゃんと話せたわ」
「次は田さんでも話せるように、今のことをに残しておきましょう。必なら、また緒に来ます」
田さんは、し考えてから頷いた。