"150万円を払わせたママ友、次は寿司300万円" 第2話
顔見りのママ友
私の名は、ひまり。歳。夫の達也と、歳の娘すももと暮らしている。ぽて子さんは、すももが通う幼稚園でりっただった。
同じクラスの保護者同士、送り迎えのに挨拶をする。参観や事で顔をわせれば、気や子どもの話をする。そういう関係だ。をき来したこともなければ、緒に旅したこともない。
ぽて子さんの娘のももちゃんは、すももと同じだった。ぽて子さんの夫は浩介さん。族でいるところを何度か見かけたことがある。いつもべ物の話をしていて、族全員よくべるのだと聞いたことはあった。
「うちはみんなべるのが好きなの。すると、すぐ万円超えちゃうんだよね」
以、幼稚園の集まりでぽて子さんがそう言っていた。私が「べ盛りになると変ですね」と返したら、「そうなの。だから、ひまりさんちの夕飯がうらやましい」と笑っていた。それだけだ。
百万円をて替える約束をしたことなどない。
をると、達也がいため息をついた。
「ひまり、あれはさすがに払う必なかったんじゃないか?」
「員さんが困っていたから、いったんて替えたの。あのたちが払わないなら、に迷惑がかかるでしょう」
「それは分かるけど、百万だぞ」
「分かってる。だから、ちゃんと返してもらうよ」
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私はスマートフォンをき、ぽて子さんに連絡した。返事はすぐに来た。
『今はありがとう!助かったよ。今度お礼するね』
「お礼じゃなくて返だよね」
画面を見たまま、私は呟いた。
達也が隣から覗き込む。
「返すっていてないな」
「うん。だから、きちんと伝える」
私は「お礼ではなく、て替えた百万円を返してください。額がきいので、支払いの予定を今に連絡してください」と送った。
既読はついたが、返事は来なかった。
に着くと、すももが「楽しかったね」と言いながら靴を脱いだ。せっかくの昇祝いなのに、私ののは百万円でいっぱいだった。達也は「今はもう忘れて、考えよう」と言ったが、忘れられる額ではない。
翌朝、ぽて子さんから話が来た。
「ひまりさん、昨は本当にありがとう。うちの族、みんなお腹いっぱいになって幸せだったよ」
「それはよかったです。それで、て替えた百万円の返についてですが」
「えっ、返すの?」
私は言葉を失った。