みかん小説
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"新幹線で母娘の席を奪った女、現れた女性を見て絶句" 第1話

休みの自由席ホーム

「ママ、幹線たのしみだね!」

改札を抜けた幹線のホームで、歳になる娘のパニミが私のをきゅっと握りしめて言いました。 休みのい差しが照りつける、をつなぐさなのひらには、じんわりと汗がにじんでいました。

私はパニコ、歳。 駅の商のさな角で、作りのお弁当とお惣菜を売る『パニパニ弁当』を営んでいます。

婚してシングルマザーになってから、今で。 朝に起きて汁をとり、旬の野菜を煮込み、歳のパニミを保育園に送り届けてから仕込みと接客に追われる毎です。 目が回るような忙しさでしたが、娘の笑顔と、常連さんたちの「美しかったよ」の声に支えられて必にってきました。

そんな私たちが指折り数えて待っていたのが、今から始まる週の休みでした。 私の実がある方都へ、パニミを連れて久しぶりに帰省する予定だったのです。

本当なら、昨発するはずでした。 けれど、いつもお弁当を贔屓にしてくださっている企業の社から、役員会議用の級仕し弁当個という急な注文がい込んできたのです。

「急なお願いで本当に申し訳ないわ。断ってくれてもいいのよ」 話でそう言ってくださったのは、その会社のトップである会でした。

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頃から変お世話になっている恩からの頼みです。 断るわけにはいかないと、私はパニミに頼み込んで発をだけ遅らせてもらいました。

パニミはぐずりもせず、「いいよ、お仕事がんばってね」と笑って応援してくれました。 その健気な姿に胸がくなり、幹線の予約を取り直そうとしたときには、お盆の帰省ラッシュで指定席はすべて満席になってしまっていたのです。

「指定席が取れなかったから、今回は自由席で並んで座ろうね。混んでるとうけど、頑張れる?」 そう尋ねると、パニミは元気よく頷いてくれました。

「うん! パニミ、お利に並べるよ! じいじとばあばにく会いたいもん!」

始発駅のホームにがると、案の定、自由席の乗にはすでにい列ができていました。 きなスーツケースを抱えた族連れや、部活帰りの学たちが、暑さに耐えながら列を作っています。

私たちは列のほどに並びました。 この位置なら、扉がけば掛けの席を確保できるはずでした。

けれどその、私たちの背から、ひどく障りな甲い声が聞こえてきたのです。

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