"親族会議で追放された妻――翌朝、七枚のカードが全停止" 第12話
義母の謝罪
義母から直接が届いたのは、そのだった。
封筒には、私が結婚していた頃と同じ丸い字で、
《紗良さんへ》
とかれていた。
、義母は私へなど度もかなかった。
私は会で封をけた。
最初のは謝罪だった。
《ひどいことを言ってごめんなさい》
《本当はあなたを娘のようにっていました》
《度だけ会って話せませんか》
そのには、世田のをなければならないこと、これからむ所に困っていること、翔平の会社が危ないことが延々とかれていた。
私は最まで読んだ。
そして静かに封筒へ戻した。
娘のようにっていた。
その言葉が、本当ならよかった。
私は義母の誕を毎祝った。
体調を崩したには病院へ送った。
温泉旅も配した。
義父の古希祝いも、義弟の子どもの入学祝いも、私は族だとってやった。
だが義母は親族会議で言った。
「平民の血は」
私はあの初めてったのではない。
本当はもっとから気づいていた。
義母は、私が用したものにはんだ。
けれど私そのものを褒めたことはほとんどなかった。
料理をすれば、
「翔平のためにこれくらい当然」
仕事が忙しければ、
「嫁なのに庭を放りして」
親戚へ価な贈り物をすれば、
「宮田の名に恥じないものを選びなさい」
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何をしても、私は段だった。
それでも耐えた。
族を失うのが怖かったからだ。
私はへ返事をかなかった。
代わりに管理会社へ確認した。
義父母は、郊の賃貸マンションを探しているという。
収入はある。
活できないわけではない。
豪邸にみ、級品を買い続けることはできない。
ただ、それだけだ。
私は彼らをへ追いす気などなかった。
自分の収入に見う活へ戻ってもらう。
それが本来の姿だ。
「会」
野が入ってきた。
「宮田氏の会社について再建計画がました」
私は資料を受け取った。
役員報酬を幅に減らす。
級を売却。
都のオフィスからさな事務所へ移転。
採算部を閉鎖。
取引先との条件を見直す。
そして翔平自も、経営責任を取って代表権をされる予定だという。
私はし驚いた。
「本は納得してるの?」
「かなり抵抗したようですが、の株主と取締役に押し切られたそうです」
私は類を閉じた。
初めて、彼は自分の失敗をで覆い隠せなくなった。
そのの夜。
着信はもう来なかった。
件で止まったままだった。
代わりに、通だけメッセージが届いた。
《俺は今まで、何を見ていたんだろう》
私はその文をい見ていた。
それでも返事はしなかった。