"「嫁には1円もやらない」義母へ、家族3人の決断" 第9話
義妹の鳴と、届いた巨額の見積もり
実をてからが過ぎた初旬。 今度は、私のスマートフォンに義妹のひろみさんから着信が入った。 これまでのな態度とは打って変わり、話の声は今にも泣きしそうに震えていた。
『お、お義姉さん……助けて……! もう、私、限界なの……!』 「ひろみさん? どうしたんですか」
聞けば、私たちがったの田は、わずかで完全なゴミ敷と化していた。 義母は料理が切できず(は義父が伝い、このは私がすべて作っていたため、自炊の覚を完全に失っていた)、すべてを所のコンビニ弁当やで済ませていた。 しかし、運転免許を持たない義母はスーパーへ買い物にくこともできず、部のゴミしの分別ルールすら分からず、指定以の曜にゴミをして町内会から猛烈なクレームを受けたという。
『お母さんからに何回も「あれがない、これがない」「今すぐをして買いしに来て」って話がかかってきて……! 私、先週だけで回も速を使って実へ往復したのよ! ガソリン代も速代も全部自腹だし、子供たちの塾の送り迎えもできなくなって、夫の慎さんからも「いい加減にしろ、おの実のせいでうちの庭が崩壊する」って激されて……!』
ひろみさんは泣きじゃくりながら訴えかけた。
広告
「遺産を全部貰う約束をしたのでしょう? なら、お母さんの面倒を見るのはひろみさんの役目じゃないですか」 私が淡々と返すと、ひろみさんは絶望な叫び声をげた。
『遺産なんて、まだ円も貰ってないのに! それに……これを見てよ、お義姉さん!』 メッセージアプリを通じて、枚の類の写真が送られてきた。 それは、義母の世話に耐えかねたひろみさんが、民の事代サービスと齢者見守り支援センターに依頼して作成してもらった、【活支援見積】だった。
項目をスクロールした私の目は、そこに並ぶ数字に釘付けになった。
事代(掃除・洗濯・調理・買いし):週回(回)=額万千円
通院・付き添いタクシー支援:回=額約万千円
配サービス(昼・夕):=額約万千円
庭剪定・除管理委託費(割り換算):額約万千円
計見積額:額万円(税込)
『に……万円よ!?』ひろみさんの鳴が響く。 『お母さんの遺族は万円しかないのよ! 毎万円も赤字がるの! 民のサービスを使ったら、お父さんが遺してくれた貯なんて、あと数で全部底をついちゃう! 私に残る遺産なんて、最初から銭もないどころか、私が借を背負うことになるのよ!!』
自業自得、という言葉しか浮かばなかった。
義母が「嫁には円もやらない」と言い放ったそので、私が無償で提供していた労働には、価格にして額万円以、で百万円以の確な価値があったのだ。 に換算すれば、千百万円を超える莫な無償労働。 義母は自らので、その尊い守護神を追いし、代わりに毎万円以の請求を自ら招き入れたのだ。
「ひろみさん。それはあなたとお母さんで解決すべき問題です。私を巻き込まないでください」 私は徹に告げ、通話を切断した。
だが、物語はこれで終わりではなかった。 追い詰められた義母が、ついにプライドをかなぐり捨てて、私の実へと直接乗り込んでくるという暴挙にたのだ。