"「家は俺が守る」息子を信じた母、4年後の衝撃" 第15話
「入っていい?」
を売るの最の、私は貞子さん、理恵、桜井さん、それから昔から付きいのある所のを招きました。
直だけは、最初呼ばないつもりでした。
けれどの夜、携帯話を見つめながらし考え、いメッセージを送りました。
《、を最に見るけど、来る?》
返信はすぐに来ました。
《ってもいい?》
私は《いいよ》とだけ返しました。
翌、皆でのを片付けました。
正の写真と仏壇の位牌はしいまいへ持っていきます。古い器の部は処分し、いのある湯みだけ残しました。
貞子さんも顔をしました。
「ここへ来ると、まだ自分のみたいな気がします」
「んだんだもの」
「でもさんのです」
「もうすぐらないのになるわよ」
で笑いました。
午になり、玄関のチャイムが鳴りました。
扉をけると、直がっていました。
以なら勝に鍵をけて入ってきた息子が、今は玄関ので待っていました。
「母さん」
「何?」
「入っていい?」
その言葉を聞いて、私はしばらく息子を見ました。
。
直は私へ聞かず、貞子さんをこのへ入れました。
私が戻りたいと言っても、入らせませんでした。
今、その本が、私ので許を待っています。
「いいよ」
私は言いました。
「ありがとう」
直は靴を脱ぎ、静かにがりました。
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居へ入ると、貞子さんへくをげました。
「その節は、本当にすみませんでした」
貞子さんはし困ったような顔をしました。
「もういいとは言いませんよ」
「はい」
「でも、ちゃんと返してくれているから」
直は頷きました。
以なら、この程度の会話でも誰かが気まずくなり、逃げていたでしょう。
でもそのは誰も逃げませんでした。
最に皆でお茶をみました。
所のからは、「寂しくなるわね」と言われました。
私は「はなくなっても、私はくにいるから」と答えました。
帰るになり、私は玄関をました。
のから、暮らしたを振り返ります。
の空。
らないうちに別のが暮らした。
息子の嘘。
それでも、もう「奪われた」には見えませんでした。
私が自分で放すと決めたです。
「ありがとう」
私はさく言いました。
横にいた直は何も言いませんでした。
ではなく、私の方を見ていました。