"義実家同居を勝手に決めた夫、私は別の新居へ引っ越した" 第5話
夫は私のまで解約した
義父の言葉で、バラバラだった来事がつにつながった。
末の引っ越し。万円。義父の弁当。義母が確認していた私のと起。すべてからの義実の活を成りたせるための準備だった。
帰りのので、私は正吾に聞いた。
「お父さんの料が減ること、ってたの?」
「まあ、聞いてた」
「どうして言わなかったの?」
「言ったらお、反対するだろ」
私は赤信号でを止めた。
「おがりないなら、毎いくらか援助する方法だってあるよ。お父さんたちを助けることと、私がむ所を勝に決めることは別でしょ」
「同じだよ。緒にむのが番の助けなんだから」
「私はかない」
私はそれだけ言った。
その夜、ゆりさんの言葉をいし、同じにいる正吾へLINEを送った。
《今の話しいでも言った通り、私は同居には同していません。私はきません》
数分、リビングにいる正吾から返信が来た。
《もう母さんたちに言っちゃったんだから今さら無理だって》
それから私は、「きません」とで伝えたには必ずLINEにも残すようにした。
。
。
。
。
。
。
。
。
全部で回。
返ってくる言葉は、《はいはい》《めば分かるって》《もう決まったから》。あるいは既読だけだった。
ところがの朝、正吾はトーストをべながら、また何でもないことのように言った。
広告
「昨、管理会社に話しといた。末で更しないって」
私はコーヒーカップを持ったままけなくなった。
「何で勝に?」
「ここの契約者、俺だから。更しなきゃいいだけだろ」
正吾はさらに続けた。
「引っ越しも予約した。。母さんにももう言ってある」
私が何度嫌だと言っても、正吾は予定を止めるどころか先へめていた。
「具はどうするの?」
「全部実。蔵庫は台目にして、ダブルベッドは解体して納戸に入れるって母さんが」
結婚したときで選んだベッドまで、本たちに相談もなく物置へしまうことになっていた。
「私はかない」
「また始まった」
「始まったんじゃない。最初からずっと言ってる」
正吾はわざとらしくきくため息をついた。
「嫁なんだからしくらい親孝しろよ」
「あなたの親だよね」
その瞬、正吾の表が変わった。
「俺と結婚したんだから、おの親でもあるだろ」
私は何も言えなかった。
、母ののも誕の贈り物も、盆暮れの産も私が選んできた。それでもりないというのなら、正吾にとっての親孝とは、自分が親に何かをすることではなかった。
妻を親のへ連れてき、妻に親の世話をさせることだった。
そのの午、正吾はで義実へかけていった。
「具の寸法測ってくる」
広告
どこか楽しそうな背を見送りながら、私は初めて別の能性を考えた。
義実にはかない。
しかし、今のマンションも末にはなくなる。
ならば私には、自分でむ所を見つけるしかない。
翌の曜、正吾には「買い物へく」とだけ告げ、私は駅の産会社へ入った。
担当してくれた代の女性に希望を聞かれ、私は帳に挟んであったをした。
職まで以内。
台所は自分が使いやすいこと。
週末のどちらかは自分のために使えること。
女性はつ目を見て、し笑った。
「最の条件は、お部の設備じゃないですね」
「すみません」
「いいえ。たぶん番事な条件ですよ」
その言葉を聞いた瞬、胸がくなった。
数枚の取りのに、会社から徒歩分、賃万千円のさなLDKがあった。
そして週。
私はその部の契約に、正吾へ言も相談せず、自分の名をいた。
しかしこの、正吾はまだらなかった。
引っ越し業者が来る、トラックが台ではなく、台になることを。