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"高熱の娘を置き去りにした姉は、私の夫と不倫旅行中だった" 第15話

庭裁判所の審判と奪われた親権

警察による麻里奈の取り調べは、予以に引いた。 当初は「ただの邪薬をませただけ」「妹が勝に騒ぎしている」と容疑を否認していた麻里奈だったが、押収された自宅のゴミ箱から、製眠サプリの空き瓶が発見されたこと、そしてスマートフォンの検索履歴に『乳児 く寝かせる薬』『眠薬 子供 分量』といった々しい履歴が残っていたことで、言い逃れは完全に能となった。

保護責任者遺棄致未遂の容疑で類送検された麻里奈は、勾留期を経て釈放されたものの、その先に待っていたのは、更なる法の鉄槌だった。

。京庭裁判所の審判廷。 パイプ子に座る麻里奈は、すっかり痩せこけ、伸び切った髪をボサボサにしたまま俯いていた。 対する請求席には、私と、両親、そして滝弁護士が座っている。

審判官の厳格な声が、法廷内に響き渡った。 「本件において、被請求・麻里奈は、乳児である事件本の命体に対する著しい危険を認識しながら、自己の遊興を優先し、害な薬品を投与して放置した。これは児童福祉法および民法第百条に定める『著しい虐待または悪の遺棄』に確に該当する」

審判官は鏡を直し、主文を言い渡した。 「よって、事件本・の親権について、被請求・麻里奈の親権を完全に喪失させる。

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未成見として、祖父および実妹である美を指定する」

「……っ、そんな……!」 麻里奈のから、掠れた鳴が漏れた。 「私の子供なのよ……! 私が産んだのよ! 親権を奪うなんて、あんまりじゃないの!」

滝弁護士が徹にちがった。 「親権とは、子の福祉のために使されるべき義務であり、親の所権ではありません。あなたのように、楽のために子の命を弄ぶに、親を名乗る資格など微もないのです」

審判がされた瞬、麻里奈の目からポロポロと涙がこぼれ落ちた。 だが、その涙は娘を失ったしみではなく、実と娘という「自らのセーフティネット」を永に失ったことへの、勝な絶望の涙だった。

法廷のの廊で、私は抱っこ紐ので無におしゃぶりをくわえているちゃんを抱きしめた。 「ちゃん……もう丈夫よ。誰も、あなたを傷つけさせない」 ちゃんは私の首元にさなを伸ばし、柔らかな温もりを押し当ててくれた。 そのみをじながら、私は度とこのをさないと、のでく誓っていた。

方、その頃。 秀のにも、自業自得の破滅が確実に訪れていた。

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