"赤ちゃんの声が聞こえる姪が、夫の嘘を見抜いた日" 第4話
夫のらないところで
封筒は元あった所へ戻した。
枚枚スマートフォンで撮し、順番も能な限り同じにした。徹に気づかれれば、類を処分される能性がある。
織さんは「警察へった方がいい」と言った。
私も最初はそうった。
けれど、命保険の類だけでは、徹が私へ何かをしようとしていると証できるわけではない。
「まず専に相談しよう」
兄にもすぐ話そうか迷ったが、美久を巻き込んだことで兄がになる能性があったため、そのは織さんとだけでくことにした。
織さんのを通じ、族問題に詳しい弁護士へ相談した。
写真を見せる。
弁護士はすぐには結論を言わなかった。
「保険契約について、まずご本から保険会社へ確認してください。ただし、ご主を問い詰めるに活費や共財産、カード履歴も理しておいた方がいいでしょう」
「夫が私に危害を加える能性は……」
その質問だけは、にするのが怖かった。
「現点では断定できません。ただ、怖いとじているなら、きりで問い詰めないことです」
そのから私は、静かに準備を始めた。
自分名義の座。
通帳。
印鑑。
分証。
悠真の母子帳。
保険証。
必なものをしずつ実へ移した。
徹には絶対に悟られないようにした。
同に、夫のの流れも見直した。
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すると今まで「会社の付きい」だとっていた費のに、自然なものがいくつも見つかった。
額なカード決済。
夜のタクシー。
現引きし。
に何度も同じ繁華で使われている。
料は以ときく変わっていないはずなのに、貯だけが減っている。
「何に使ってるの……」
私は過半分をノートへきした。
計額を見て、血の気が引いた。
単なるみ会では説できない。
弁護士の助言もあり、私は調査会社へ依頼した。
依頼内容は限定した。
徹の。
頻繁に入りする。
銭トラブルの無。
私自が尾すれば危険だし、育児をしながらでは能だった。
調査を始めて。
徹はいつものように酔って帰宅した。
「飯は?」
「蔵庫にあるよ」
「温めてよ」
私は悠真へ授乳していた。
「今ちょっと無理」
「にいるのに?」
以なら胸が痛んだ。
そのは違った。
このが私へ何を隠しているのか。
それだけを考えていた。
「ごめんね。自分でお願い」
徹は舌打ちした。
「本当に使えねえな」
その言葉も、以ほど刺さらなかった。
私はのでった。
好きなだけ言えばいい。
もう私は、何もらない妻ではない。
数。
調査会社から最初の報告が届いた。
徹は会社をた、繁華のあるへ入っていた。
度ではない。
で度。
ので、の女性と親しそうに話している写真もあった。
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華やかな装の若い女性。
徹は彼女の腰へを回し、笑っていた。
写真を見ても、私はなほど泣かなかった。
むしろ納得した。
酒。
帰宅。
。
全部つながった。
ただ。
担当者の話はそこで終わらなかった。
「奥様、し気になることがあります」
「何ですか」
「ご主、かなり銭に追い込まれている能性があります」
「どのくらい?」
「まだ確認ですが、への未払いだけではありません」
胸がざわつく。
「消費者融関係の入りも確認されています」
私は無識に、悠真を抱く腕へ力を入れた。
「借……?」
「はい。それと、もう件あります」
担当者はしを置いた。
「ご主と親しい女性が、“奥さんとはもうすぐ終わる”という趣旨の話を周囲にしているようです」
私は目を閉じた。
倫。
借。
額な命保険。
つが本の線でつながり始めていた。
それでもまだ、最悪の答えには届いていなかった。