"息子が私を認知症にした日" 第22話
母親を辞める練習
半が過ぎた。
直からの返済は度遅れ、度は万円しか入らなかった。そのたび代理から連絡があり、翌に調された。私は直接話をしなかった。
彼の仕事はさな修繕がになった。以のように社と呼ぶ従業員はいない。自分で見積もりを作り、自分で現へき、自分でをげる活だと美咲から聞いた。
「かわいそうだとう?」織が尋ねた。
「うもある。でも、かわいそうだから代わる、はもうしない」
私自にも変化があった。ある朝、薬をんだかいせず、胸がたくなった。直の言葉がに蘇った。
私は隠さず医師へ相談した。薬箱を曜式にし、かごとに検査する。もしが始まったら、任見契約に沿って支援を受ける。
認症になる能性を認めることと、今のを奪わせることは違う。
期宅には目の女性が入った。夫の介護に疲れ、だけ眠りたいという歳だった。私は事を聞きすぎず、噌汁と鍵を渡した。利用料は決めた通り受け取り、延も面にした。
「たいくらいきちんとしているのね」と彼女は笑った。
「昔は、温かいつもりで全部曖昧にしていたの」
歳の誕がづいた頃、直から葉が届いた。
《度、話したい。許してほしいとはかない》
私は考え、駅のの台所で、だけ会うと返事をした。