"息子が私を認知症にした日" 第6話
孫がいた名
美咲を呼ぶに、私は類のコピーを川へ渡した。印が本物でも、私が署名押印した事実はない。直ちに犯罪だと決めつけず、作成経緯を確認し、業者には売却権限がないことを文で伝えた。
美咲は母親にられないよう、学帰りに来た。
確認を見ると、泣くより先に首を振った。
「このじゃない。私がいたのは、事の完確認」
直に頼まれ、タブレットへ度署名したという。会社で子化する練習だから、と。表示されていたのは駅のの洗面所事だった。
「おばあちゃんの名も、お父さんがいたの?」
「決めつけない。あなたが見た画面と、このが同じか調べる」
私は美咲を責めなかった。だが、らなかったから無関係とも言わなかった。自分の署名が何へ使われたか、彼女自にきしてもらった。
その夜、直から内容証が届いた。駅のには百万円相当の改修を施したため、退するなら費用を精算せよ。さらに私が認能によって会社へ損害を与えたとして、成見の申ても検討する、とある。
反撃は予よりかった。
川は言った。
「事代が本当なら検討が必です。ただ、請求だけでは事の証になりません」
私はからの写真を集めた。正、誕、台の点検。
背景に写る壁、根、台所はほとんど変わっていない。
方、織は直の元経理担当者を探した。半に辞めた本という女性だった。
話の彼女は最初、「関わりたくない」と断った。しかし美咲名義の署名が使われた能性を伝えると、い沈黙のあと答えた。
「請求の控えなら、労働相談のために保しています。ただし、私は方になるとは言えません。自分を守るために話すだけです」
それで分だった。