"席次表から消された母" 第3話
だから。
無理に学へ連れてくことをやめた。
朝7半に朝だけ置き。
昼にはおにぎりを作った。
話したいは話す。
話したくないは聞かない。
3ヶ。
亮は自分から、
「ってみる」
と言った。
奈津子は、
「そう」
とだけ答えた。
夜に品の靴を用したことは。
亮には言わなかった。
学へく。
最初の暮らし。
就職。
奈津子はそのたびに、しずつ息子からをした。
だから。
亮の結婚が決まった。
寂しいより。
した。
結という女性は、奈津子から見ても素敵なだった。
何でも雅へ相談するのではなく、亮と見が違えばきちんと言いう。奈津子が「結婚からそんなに喧嘩して丈夫?」と冗談を言うと、結は笑って答えた。
「今のうちに喧嘩できない方が怖いです」
その言葉を聞いて。
このなら丈夫かもしれないとった。
だからこそ。
結婚式の直。
突然現れた「本当の母親」という言葉が。
奈津子には苦しかった。
真理子から話を受けた翌。
は会うことになった。
所は駅のさな喫茶だった。
先に来ていた女性を見た瞬。
奈津子には分かった。
亮に似ていた。
目元。
笑うにしだけ唇を結ぶ癖。
写真を見たことがなくても。
このが亮の母親なのだと分かった。
「初めまして」
真理子がちがった。
「初めまして」
とも。
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何と呼びえばいいのか分からなかった。
席へ座ってからも、最初の数分は気の話しかできなかった。
やがて。
真理子がバッグからきな封筒をした。
「これを見てください」
には。
コピーされたが何枚も入っていた。
宛名。
《亮くんへ》
所。
奈津子が25暮らしてきた。
そして。
消印。
奈津子の背にたいものがった。
本当に。
送られている。
「これはコピーです。原本は送っています」
最も古いものは。
亮が6歳のだった。
《6歳のお誕おめでとう》
《会いたいと言ったら困らせるとうから、今はそれだけきます》
その翌。
《学は楽しいですか》
さらに翌。
《今も返事はいりません》
奈津子は読めなくなった。
「どうして……」
「最初の数は、返送されませんでした」
真理子は言った。
「だから届いているとっていました」
「私は見てません」
「分かっています」
「どうして分かるんですか?」
真理子はもう枚。
別の類をした。
庭裁判所の古い調記録の写しだった。
奈津子は難しい文章を追った。
そして。
あるで。
が止まった。
《面会交流については、父の再婚の庭環境の定を優先し、当面実施しない》
父。
雅。
署名。
奈津子は何度も見た。
「私との庭を……理由にした?」
真理子は何も言わなかった。
奈津子は初めてった。
自分が。
らないうちに。
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もうの母親をざける理由として使われていた。
真理子は自分を被害者として話そうとはしなかった。
「私にも悪いところはあります」
コーヒーがめてもをつけず、彼女は25のことをしずつ話した。
亮が3歳になった頃。
真理子はの調子を崩した。
眠れない。
突然涙がる。
の声が怖くなる。
当は今ほどの調について話しやすい代ではなく、文からは、
「母親になったら誰だって変なの」
と言われた。
雅も。
「し休めば治る」
くらいに考えていた。
真理子は美容師として働いていたが、仕事も続けられなくなった。
ある。
子どもを保育園へ送ったあと。
へ戻れなくなった。
そのまま姉のへき。
3。
連絡をしなかった。
「最ですよね」
真理子が自嘲するように笑った。
奈津子は何も言わなかった。
「亮を捨てようとったわけじゃありません。でもあのは、へ帰ったら自分が壊れるとった」
その。
真理子は病院へ通い。
しばらく姉ので暮らした。
婚の話がた。
亮の活をきく変えない方がいいとい、親権について雅と争わなかった。
「治ったら会えるとっていました」
でも。
それは甘かった。
最初の数ヶ。
に度だけ会えた。
公園。
ファミリーレストラン。
1程度。
亮はまだ幼く。
「いつ帰るの?」
と何度も聞いた。
そのたび。
真理子は何と答えればいいか分からなかった。
やがて。
雅から連絡が来た。
《亮が定になる》
《しばらく会わないでくれ》